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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>3

 ペン大でも美学校でも、一度しっかり採譜→分析した楽曲は教材の位置になるので、授業では使いますが、前述、当nhkの中でどう扱うかは思案中です笑。

 星野源のコード進行の独自性は、6〜80年代の洋楽から来ているのではなく(藤井風はそこから来ています。なので藤井風はルネサンスというか温故知新の力があります)、今、流行っている洋楽からのコンバートが多いので、音楽マニアックでオシャレですが、腹の底から湧き上がるような地力に欠け、文化的には渋谷系に似ています。「すごく今の音楽が好きなのだなあ」と思いますね。

 谷王の作詞分析は、国文学や国詩学に視座を置いているので、非常に面白いですね。僕やろうとしている事は、やって見せれば一読瞭然であると思われますので(ここでやるので)、少々お待ちください。「ノールームメイト」は1stスパンクスの作詞の中でもかなり気に入っているので(5分ぐらいで書きました)ご高評嬉しいです。「エイリアンセックスフレンド」は、厳密には僕ではなく、ボス君が書いて、ODが少々補佐しているので、「自己分析」にはなりませんが笑、あれは良い詞ですよね笑。
No.11
42ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 長い夏休みの最初の10日が終わった。7月20日までなので、もう5分の1が終わってしまった訳だが、これは特に意味はないけれども、気がつけばこの10日間でコロナに関するニュースは一切入れなかった。今どこで何がどうなっているのかわからない。喫煙可の喫茶店は徐々に増えている。酒類を出している飲食店も増えている。    グローバルダイニングのように正面から闘う店も良いと思うが、勝手に深夜営業し、勝手に酒を出している個人的な抵抗行為を行う飲食店も増えている。人の外出も増えている。「戒厳令下の新宿」をご覧いただければ直ちに御了解されると思うけれども、最初の緊急事態宣言に、民は従った。今は従っていない。非常に健康的だと思う。対談時に言った通り、それに反対する勢力が店に営業妨害行為を行ったとしても、それもまた健康的だと思う。  
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