Bibliotecaさん のコメント
このコメントは以下の記事についています
さっき「菊地さん、菊地さんの<服はなぜ>の書評をイグザイルの人が書いてますよ!」という話を聞いて「あらゆるガセが出回る社会とはいえ、流石にそれは嘘だよ笑」と思い、本当に全く信じていなかったのだが、本当なのでびっくりした(「書評」は大袈裟だったけれども)。
とっさに感じたのは、嬉しいとか、恥ずかしいとか、なんかちょっと嫌、とかではなく、「ああ、歴史というのは、結局質的にあんまり変わらないのだなあ」という実感である。
インターネットによって時間はポージングし(「今」しかなくなり)、情報は制限され(ネット上の発言だけが取り上げられるようになり)、歴史という一種の流動体は、質を変えてしまったなあ。と、ずっと思っていたのだけれども、そしてそれは、今でも半分以上は実感のままなのだけれども、今僕は(前回のコメ欄にも書いたが)、ベルクソンとフーコーを(一応、念のため、翻訳で)読み返しており
Over the RainbowでUAの鳥がいなないて、
林さんのピアノがすごく良くて、
ウッドベースのアレンジがやばくて、
ドラムの鼓動と菊地さんのサックスが何度でも何度でもたたみ掛けてきて(サックスが野生動物の鳴き声みたいだった)、
これは地球の声だ、
生命の音だ、
と思ったらもう涙が込み上げてきて気づいたら嗚咽していました。
cureってこうゆうことか。
素晴らしい体験をありがとう。
届きました。
このバージョンをなんとか残してもらえないでしょうか?(一回性、というライブの尊さもわかりますが、そこを何とか!)
あ、あとオープニングの登場シーン、ウッドベースの演奏もステキでうっとりしてしまいました。
Post