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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>14

 僕の考えでは、精神科、精神分析オフィス、心療内科は、アメリカのように雑居ビルみたいに寄せて(サイコアナリストスクエア)しまえば良いと思います。そして、ご説の通り、それが歓楽街の隣にあると良いと思います。夕日は、甘楽l区外の裏には性病科が密集していました。

 僕の分析医は、「どのぐらいまで患者が暴れたことがありますか?」と聞いたら「そこの(指差して)ガラス窓を損壊した方はいますね」と平然と答えていました。「破損した後はどうしたんですか?」「落ち着かせました」「賠償金は?」「とりませんでした。こちらのミスなので」

 精神分析のクライアント(患者)も、セッションの成り行きによっては凶暴化しないとは断言できませんが(精神分析は、そうさせないように出来上がっているので)、精神科外来通院の患者が暴発したら本当に危険で、今回の大阪の放火は、僕的な見立てによれば、コロナ禍の緩和によって、地縛霊のように蘇ってくる、あらゆる(過去にあった)凄惨な事件の顕在化で、必然だと思います。ただ、「全く新しいケース」とは思いません、フロイディズムですが、問題は質ではなく量なので。
量がすごかったわけですね。京都アニメーションの段階でも、マグマの量が社会的な問題だったと考えています。

 竜巻も地震も津波も、自然の猛威は興奮するに決まってるんですよ。「WANTED!」で、「地震に興奮する」と言ったら、結局謝罪にまで追いやられました。コンプラなんて、今の1000倍希釈だった時代です。バイデンは、反トランプの人々には申し訳ないですが、僕は掛け金を置いた方に置いた方にしか、今のところ動いていません。

 
 
No.18
35ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 全く気がつかずに「大恐慌へのラジオデイズ」を1週落としてしまったし、気がつけば日記の更新もかなり間が空いてしまった。僕は母方の遺伝子的にアルツハイマーとパーキンソンをもらっているはずなので、若年性のアルツハイマーになったら世界がどう見えるのだろうかと考えたりもするが、今は単に忙殺されているからだろうなと思う。    あらゆるところで強調しているので、むしろ秘匿や歪曲強調の類だと勘ぐられる可能性すら出ているが、僕は基本的に運命論者で、投機的に、計画的に物ができない。また、精神的にも肉体的にも開放系(いわゆる「開放的な性格」だという意味ではない。僕は自分が閉じられない)だと自認しているので、とにかく、あらゆる全てのことが、ただ歩いていると出くわす。つまりストリートと直結している。サバールを叩いて、サックスを吹いて、ピアノを弾いているうちに、あらゆることが起こる。  
ビュロ菊だより
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