• このエントリーをはてなブックマークに追加

菊地成孔さん のコメント

userPhoto
菊地成孔
>>17

 エゴは音楽家も強いですが、エゴが強いというより、女優さんはよっぽど音楽がお好きでも、音楽家ではないじゃないですか、ですんで、音楽家のようにスルスル行かないですね。その、スルスル行かなさも、音楽家が苦心惨憺するのと質が違う苦心惨憺なさるので、疲れますね笑。UAもカヒミさんもどちらも主演映画がある人ですが、UAのがはるかに女優っぽいです。カヒミさんはミュージシャンシップがハンパじゃないですね。演奏家みたいな感じ。

 大悟は志村イズムの継承というミッションがあるんで酒もタバコもいくらやってもらっても良いんですが、多忙と重責が心配ですよね。

 チックは、大人になってからはさほどのものでもないですよね。幼児期のチックは怒りが自覚されない場合が多いんで、止められないですよね。


 
No.18
35ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 フィンガースナップの音が生まれつき大きい僕は、それが今、職業的にも役に立っているのだが、一種の英才教育かもしれない。東宝の「社長シリーズ」を見れば見るほど、(あの天才)森繁久彌の、プログラムピクチュアのキャラクターとしてのアイコンの中の、特にアクション(特徴的な動き、台詞回し、表情、等々)アイコンの中に、「ここだ!という時に、思わず指をパチンと鳴らす」というのが頻発されているのがわかってくる(キャラクターはアイコンだらけなので、何度も見ないと気がつかないものがある)。    森繁社長(毎回別人役なので、決まった名前はない)の肘から綺麗にツイストする指鳴らしは、昔の漫画のクリシェだった、「良いこと思いついた!」という、頭の上に電球の絵がピカッと描かれるようなアレで、ほぼ50%は、新しい商法を考えついた時に鳴らされるが、敵対企業(必ずでてくる)にしてやられた時も、浮気に失敗し(必ず失敗して、キスの直前に邪魔が入る)相手の女性に走り去られた時も鳴らされる。  
ビュロ菊だより
「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。