菊地成孔さん のコメント
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ずっと「コラボレーションアルバムを制作中」としてきたが、情報公開となった。詳しくは「新音楽制作工房」のカタログ( YouTube 内)をご覧いただきたいのだが、ラッパーの QN と N/K が、コラボアルバム「 Q/N/K (仮題)」を現在制作中である。
半分はバンドセットで、半分は「新音楽制作工房」のギルド構成員のビートにある。今の所、全8曲の予定である。 ft のラッパーも決まってるのだが、まだ公表できない。ドミュニスターズとは全然違う味わいのヒップホップアルバムになるので、御期待を乞う。全く新しい J ヒップホップの音像になりそうである。
とまれ、 QN はご存知の通り、絵に描いたような天才タイプで、完成するまで、何がどうなるか全くわからない。最悪、作品は出ないかもしれない笑。 QN は MV の監督をやると言っている。これはディスでは全くないので書くが、最初にデモをサミットに持って行ったら「どう捉えていのか全くわからないので」と、リリースを丁重に断られた(増田さんは大変恐縮して、サミットのグッズを山ほどくれた笑)。ヒップホップのレーベルから出そうと思っていたのだが、結局、弊社からのリリースとなった。今の所フィジカルの予定はない(配信と MV 。要するに今、一番普通のやり方)。
このアルバムのバンドセット(こちらは僕がメンバーからアレンジまでプロデュースする)で、そのままオーニソロジーの新譜も制作する。内、1曲は、プロデューサーである僕からの委嘱という形で、新音楽製作工房の作曲家が1曲、僕が1曲提供している。「新音楽制作工房」の業務成績については、カタログ内で僕が不定期報告をしているので、そちらに詳しい。
これで、「新バンド(名前は決まってるのだが今の所未公開)」と小西祐果を擁する「菊地成孔クインテット」とぺぺの3本で、激動の22年をウォークさせる。
ギブアップはとても良いことです。無理を通せばおかしくなります。ギブアップが責任放棄だとでもいう奴がいたらぶっ飛ばせば良いですよ笑。
寿司は本当に美味かったです。僕は、良い演奏をよく聞かせる才能と、美味いものを美味そうに食う才能があるので笑、なおさらでしょう笑。ジャズドミューンは、一見、むちゃくちゃなアナーキズムに見えるかもしれませんが(実際、ほぼそうですが笑)、今回は、サウンド(ミックスと演奏)によって、本当の鎮魂と、本当の抽象を伝えたつもりです。オマさんが亡くなりましたしね。
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