うにさん のコメント
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いきなりもいいところだが、今、村上春樹さんに会って話してきた。今日、 TFM 主催(?)で、伝説の「山下洋輔トリオ、大隈講堂で学生運動家が突入しながらも演奏」の段を、「村上ラジオ」が中継する。といったような態の特大企画をやるのである。僕は演奏ではなく、「村上ラジオ」に10分ぐらい出る。その、当日打ち合わせである。今は打ち合わせを終え、事務所にいて、本番を待っている。
出るからにはそのイベントの悪口は言わないが、ちょっと前の物言いで「どうよ?」というやつではある。「今の学生は元気がないので、政治の季節(学生運動の季節)の、学生たちの覇気を浴びるためにも、同じ大隈講堂で、同じ<第1期山下トリオ(山下、中村、森山)>のライブをメインに、いろんなのをくっつけて、1日がかりのイベントにする」。
僕が想定していたのは、第二次安倍政権時代からTwitterやヤフコメで騒ぎ始めた人々です。安倍さんに金融緩和と外交政策で成果を上げられてしまったこと(失業率、自殺率は下がり、戦争を起こす可能性の高い独裁国家を包囲する仕組みを築いた)で、左派、リベラルのインチキ(弱者を救うことも平和をもたらすことも、本音では、あるいは、リアルには、追求していない)がバレそうになって、あるいは、インチキに乗せられてきたことを認めたくなくて、あんなに必死に騒いでいたのではないかという見立てです。富と権威に憧れて・憎んでいるだけなのは誰なのか?がバレたらヤバいですよね。
事件から1週間経ち、彼らは相変わらずのようですが、若い世代を中心に経済を良くするイマジネーションを求めている人々は実際には社会の大多数であるにも関わらず、具体的にどうすればいいのか分からないでいる印象です。現実が辛いものであることを再認しながら、みんなで我慢して辛い現実を乗り越えようと思うよりも、現実を楽にしてしまう方向へ、自分が気楽に自分を愛せる方向へ向かう力が潜在しているようにも感じます。
日本が核兵器を開発することは最上位のタブーでしょうが、まともな経済政策とセットで実行されれば、次元の違う社会が訪れる気がします。
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