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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>26

 南米のコルトレーンは、誰が言い出したか知りませんが、「相当的確な評価」みたいな感じでしたよ、70年代ですが、「あんな吹き方しなあよコルトレーンは笑」と受けまくってましたが笑。

 そういえば、結局、完成せずにおくらになったバルビエリのドキュメント映画があって、なんとアルゼンチンから歌舞伎町まで撮影クルーが来て、インタビュー撮影したんですが、いろいろ聞かれながら「なんでオレんとこにまできたかな?」と思い「あ!南米のエリザベスチラーか!」と思いつき、「南米だけじゃん」と思って2度受けしたんですが笑、「ラストタンゴインパリ」と「ルペベレスの葬儀」をあちらさん(アメリカだったと思います)が対置していて、「全然ちげージャンよ笑」と3度受けしてしまい。おくらになって本当に良かったです。
No.31
13ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 昔の日記を渡邉くんに編んで貰って出版したのだが、今のところ一番多い評判のあり方が「20年後の<スペインの宇宙食>」で、いや流石にそれは違うだろう笑、それってガトー・バルビエリを昔のバカジャズ批評が「南米のコルトレーン」って言ってたのと変わんないんじゃない?笑    と思いながら、改めて読むと<えっとこれ~田中康夫ちゃんが「40年後のなんとなくクリスタル」を出して程度には「20年後のスペインの宇宙食」なのかしら、、、、>と思えてきて、ナーンとも言えない気分になっちゃった笑(どっちかつうと落ち込み系笑。田中先生すんません笑)    まあ確かに具体的な付合がいくつかあって(一番わかりやすいのは< DCPRG が結成する→解散する>)、ナベ(渡邉さんのこと笑)が、あららららららら夜電波のファンつうより、夜電波経由の、ホップステップで、結局「スペインの宇宙食」しがみつきだーったのか!!!!!ということが分かっただけでも、なんというか、寒気のようなものを感じた。「ミザリー」のジェームス・カーンのような、と申しましょうか笑(我ながら良い例えだと思うんだけど、いかがですか特に年配の皆さん)。    まあまあ、エモいのがもう書きたくないとか、そう言っているのではない(限りなく「そう言ってん」だけど笑)「書籍 / エモい / 食の話が入ってる(あとなんか色々濃い) / 濃密。苛烈かつ優しさを含んだブルージーな人生観」というのは、還暦、そして、きっちり「20年後のスペインの宇宙食(ナベがなんでこう謳わなかったか全くわからない。ウソ。わかる。あまりに無意識に近い領域で萌えた結果、自動的にこうなったからだ。    まままままそれはともーかく。良いか悪いかは別として、これ謳ったら5倍売れたよきっと。500倍かも知れない。ナベは僕と似てて、好きなことをやって、すぐには成績が出せない男だ。ナベ、今からでも謳い直せ笑。間に合うぞ笑)」は、これにて終了。若大将は加山雄三から草刈正雄に交代しまーす。という感じで、綺麗に終われたから良いかな?とか思っちゃうんだもんね!(「いだてん」の阿部サダ夫の口癖。ちょっと今日、意地悪いなあオレ笑。理由は後で書きますよ)  
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