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rosanjinさん のコメント

『椿三十郎』は若大将シリーズから加山雄三、田中邦衛(こんなに可愛かったのか?と思うくらい2人とも可愛いですね)、そして、社長シリーズからの小林桂樹がでていて、しかも、黒澤作品としては珍しく90分でキチンと終わる、東宝プログラムピクチャーのような作品ですよね。

『用心棒』は、巨匠宮川一夫の惚れ惚れするようなキャメラが全部名シーンにしてしまっている、黒澤明大作感があるのですが、『椿三十郎』は、そういう感じがないですね。

敵味方の本拠地が隣り合っているという、そんなの聞いたことないような、まるでコントのような設定も『椿三十郎』は見事です。

No.35
10ヶ月前
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<1月15日(月)>  「まだ多い」というお声を頂戴した。「多すぎるなら、好きなだけ読んで、あとはホカしておけば良いものを」とも思うのだが、退行し切った世界では、満足している者は黙って与えられたものを貪り、不満な者が声を上げる。要するにおむつが濡れているのであるが、まあまあそれは仕方がない。退行は人間の進化かもしれないのである。    ただ、おむつがどう濡れているのかが、そういえばずっと僕の謎であった。お菓子は山盛りなのに。   1)読んでも内容がわからない(わかる奴がいると思うと要らぬ劣等意識に苛まれる)   2)読みきれない(速度が。とかもあるが、そもそも文章が入ってこない。これも「スイスイ読み切ってしまう奴がいると思うと要らぬ劣等感に苛まれる」)   3)読めるし、面白いが胃もたれてしまう(「一回につき、トピック一個でお願いします」という、具体的なリクエストもあったりして笑。    この 3 つあたりが、僕の足りない脳で考えて、移入できる範囲である。僕が読者だったら、こういう反応は示さない。けれども、市場が僕基準で動いているはずがない笑。なので、フロイドの技法を使って、強く意識的に移入するに。という手法で、だが。劣等感は、 SNS の定着とジャパンクールのリスクとして、昭和の1万倍化している。お若い方には気の毒に、としか言えない。    あとなんか理由がある方は、別に陰性感情ないので、コメ欄に書き込んでほしい。いつだって驚くべき行為に、驚くべき根拠が裏に張り付いていることはある。いずれにせよもっと短くする。3000書いて(一気に書くと大体そのぐらい)それを1000にするのは、何かとても、新しい行為だ。    今、ちょうど黒澤の「椿三十郎」を見終えて、続きが見たいと思うようにできているわけだが、黒沢は作らなかった。理由は「大量の出血を、欧州の客に残酷だと責められたから」である。おそらくこれは真相だ。口あんぐりである。欧州にも、黒澤にもだ。  
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