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うめかわさん のコメント

最後から2番目の段落の「アイロニカル」はつまり、ロマンティック・アイロニー(ロマン派アイロニー)に近いですね。また、別の段落で「何が書いてあるのかさっぱりわからない読者も多いだろうが、「何が書いてあるのかわからない」ままに何度も読むのは若さの特権である。」とありますが、かなり今回の日記は明瞭でしたよ!ぺぺの新譜と2期スパンク(両日とも参加できることが決定)、そして真打ダブ(100年ぶりのブルーノートトーキョー笑→前回は大西順子さんの『Tea Times』)も楽しみすぎるほどに楽しみです笑。過労に気をつけて!(僕は持病の「目」の状態がやばくて死にそう(レトリック半分)ですけど笑、なんとか生きながらえてます。なので自重の意も込めて笑)
No.1
1ヶ月前
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 この1週間、ずっと掛かりっきりだったのは2期スパンクハッピーのイベント準備と、ぺぺのアルバム制作に向けての宿題だけで、他に何もやれなかった。以下、内容が音楽制作に関することだけになるので、テクニカルタームとかが全くわからない。という人も出てくると思う。架空の文学だと思って読んで頂きたい。    ぺぺの「宿題」というのは何かというと、オルケスタ全員で録音した、全9曲のラフミックスとカラオケ(録音時に入れた仮サックスと仮ヴォーカルを抜いたもの)を、まずはただひたすら聴くのだが、これは全体の演奏の修正箇所を決めて、スタジオに入った際にスムースに編集作業が行われるため。というのが目的の第一だ。    現在の団員の演奏力は結成以後20年目にして最高値を示しているけれども、このメンバーで録音するのは初めてであり、かつ、9曲中、ライブでもやった事のない、完全な新曲が3曲あり、1曲は僕の単独作曲なので、演奏者に対する忖度というか、ホスピタリティが高い。    「簡単にできて、美味しいレシピ」というのはどこにでもある。僕の作曲は、どのバンドであれ、ホスピタリティを重んじている(それでもまだ、力の入れ具合がわからなくて、団員のポテンツを折ってしまったり、完成に際し妥協してしまったりすることも過去はあった)。  側から聴く分には、「嵐が丘」と「キリングタイム」は、どちらもすごい難しそうでしょ。全然違うのである。片方はそこそこ難しく、片方は、赤子の手をひねるが如きである。  
ビュロ菊だより
「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。