菊地成孔さん のコメント
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いよいよ資料も執筆メモも全部揃ったんで、、、、と、そんなモン揃えたことが今まで一回もなかったんで自分でも驚いているんだが「刑事コロンボ研究」の執筆に取り掛かった(因みに「第二昭和の日本映画音楽」は、来年からリスタートしますんで、来年書き下ろし2冊出ます)。
還暦ちゅうのは読んで字の如くどこかに還るわけで、自覚レベルでも「確かになー」と思うことも多々あるのだけれども、還るばっかりじゃタイムマシーンになってしまう。
「全く新しい」ことも生じるわけで、僕にとってそれは何とコンサバなのであった。そもそも<いよいよ資料も執筆メモも全部揃ったんで>とか言っちゃってそんなモン揃えたことねえわ今まで一回も!!!と自分でも驚いているんだが、検索はしまくるは、翻訳ソフトは使いまくるは、関連動画は買いまくるわ、しかも単著!!
まだ誰にも言わないで、というか単なる計画の段階でぜーんぜん未定だ、普通こういう研究本とか論文とかは平均そんなモンだということで以下
あーいやいや、削らなくてもいいですよ。
「細野風」に気がついたのは、出だしからです。いわゆるYEN初期の頃の分厚いテクノサウンド、例えばサンディの「イーティンプレジュアー」とかと全く同じですね。おそらく使用実機も同じだったでしょう。細野さんはサウンドの変遷という意味では日本で一番かもしれないぐらいなので、全ての期を追うのは難しいと思いますが笑。
西田敏行さんは、後継としては阿部サダヲがいますが、何せ森繁久弥の遺伝子を受け継ぐ、おそらく最後の人物だと思いますね。本当に上手い。残念ながら肥満から心疾患といったルートからは逃れられませんでしたが、ご冥福をお祈り申し上げます。
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