タモリズムさん のコメント
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「あのう、、、、今日は、、、、なんだっけ、、、、ええと、、、、君は、、、ああ、菊地か、、、、、そうそう、菊地くんな」
と山下がサラッと言った瞬間を、僕が聞き逃さなかった。母親もそうなったし、言っちゃあ、ピーター・フォークもそうなったんだって。山下は、前歯が抜けたままになっていて、それは恐るべきことに、まだ入れ歯じゃない、ということでもあるんだが、前歯が歯っ欠けのまま、というのは、何ちゅうか、終戦直後の子供のようである笑。
だから、まあ平然を保つわけだが、言っちゃあこっちもグラグラだ笑、すごくドキッとした、とかじゃない。「おお、来たか」と言う感じで受け止めて「はい、いつもの、あれですよ。いつもやってますよね。あれです今年も笑」というと、「ああ、あれね、はいはい。この曲はなんだっけ、コールポーターの。初めてやるねこれは」「もう10年以上やってますコレは笑」「あ、そうね、これは、イン
CDは株券ではないの鬼束ちひろの回は私の記憶にも残っている印象的な回でした。
そして20年後の今、こんな形で後日談が聞けるとは夢にも思っていませんでした。
それ以上に鬼束さんのその後が誰もが想像できない事になっていて、人生は捨てたものじゃない、とあらゆる可能性がある事に少しの希望を感じて新年を迎えられることに幸福を噛みしめています。
菊地さんも、鬼束さんもよいお年を!
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