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菊地組三代目さん のコメント

菊地さんこんにちは、2度目のコメント失礼致します。
昨年の春にBack Trackが「GRAPE RUTHENIUM / 東京ザヴィヌルバッハ」のJAZZ DOMMUNISTERSのMADを2ヶ月ほどかけて制作したことがあるのすが、その作品の出来に納得いかずにお蔵入りにした苦い経験を思い起こしました。
しかしながら今日のビュロー菊だよりを拝読して、その時の胸のわだかまりが近い未来に解けるような予感が致しました。
また記事で触れられた緊張感高まる時事ネタも、今の時点での一般的な報道による情報ではゴシップの域に留まっていますが、不謹慎かもしれませんが誤解を恐れずに申し上げると、時空を超えて昨日の深夜に水曜Wanted!が放送されていたような錯覚にとらわれました。
2010年代で最もヤバい音楽作品になるであろう仮タイトル「ジャズドミュニュスト」の発表を心よりお待ちしております。
No.1
129ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
8月21日(水曜)      今日も食事以外はスタジオの外に出なかったので写真は全く同じですが、今日スタジオに来たのは SIMI LAB の DyyPRIDE と、市川愛さんです。 DyyPRIDE は御存知(か、どうか、購読者層がイマイチ解らないまま進んでおりまして・笑・漠然と「ワタシの音楽をガッツリ追っている方」として書いてしまっています。「別にオレそうでもないよ」という方には申し訳ない) SILI LAB のラッパーですが、市川さんは全回「モダンジャズディスコティーク」に出演されたヴォーカリストの方です。    このアルバム(仮タイトル「ジャズドミュニュスト」)に MOE さん、市川さん、 MARIA さんが参加しますが、全員英語がネイティヴ並みにイケるという、日本ヒップホップ界のエリート条件(アメスク出身的な)を、とりあえず女子的には満たしているという(笑)、大変な売れ線狙いなバンドな訳ですが、現在音楽界全体には「どんだけ頑張っても AKB とあまちゃんは越えられない」という鬱病の様な物が(笑)蔓延しているのですが、自分の生徒がフライングゲットを作曲し、自分のダチがあまちゃんの音楽監督という特殊な立場(まあ、最初からいつだって特殊な立場ですが・笑)にいる者としては、大谷君という超天才と組み、 SIMI LAB 勢や MOE さんを feat までしておいて1000万枚以下の売り上げでは生徒やダチに会わせる顔が無い!!という訳で、これは我が<ビュロー菊地レーベル>の2枚目の作品ですんで(1枚目があの「タラード1&2」だ!!)、まあ長沼と話しているのは「1500以上売れたらくす玉を割ろうね」という、地球人なら誰だって愛さずにはいられないであろう手作り感覚でもって(笑)、相変わらず好き放題な音楽を作っています。絶対売れないよ!だって大谷君のリリック文学的過ぎてオレにしか理解出来ないもん!!     PV も作ろうと思いますよ!だってヒップホップなんだから! PV を作ってツベに上げないとヒップホップやった事には成らないね!という訳で、いま考えているのはワタシと大谷君がウエインズワールド、 OMS と DyyPRIDE が OutKast に扮して歌舞伎町の区役所通りでチキンレースをし、負けたウエインズワールドがワンダイレクションをボコりにロンドンまで行くも 1D が丁度来日中で、勝った OutKast がボコりに行く事になり、、、、といった、いま誰も見たくない様な90年代風の気の利いたパロディです。お楽しみに。    いやあ、アルバム制作中やライブ準備中は日刊が気の利いたエッセにならないので不甲斐ないです。こんな文脈で書いてはいけない事ですが、シリアで生物兵器が本当に使用され、女性や子供等の弱者が1000人以上殺害されたのだとしたら、ですが、夜電波のシーズン5は次週以降すべてソウルバーにしようと思っています。世界中の人々に、もっと音楽を聴いてほしい。音楽は芸事の伴奏でもありますが、独立した芸術でもあります。いつでも「このままではいけない」と思って来ましたが、今ほど思っている日々はありません。頑張ります。ではまた明日。   
ビュロ菊だより
「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。