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loverabeさん のコメント

撮影場所がいかにも菊地さんにピッタリに見えますが、媒体はパンの雑誌なんですね〜。今のご活躍ですと、菊地さんが何に出演してももう驚くようなことではないのかも…とちょっとだけ思ったりしました。
あとどうでもいいのですが、文中で繰り返されるパンの応酬に何故かえらくそそられ、パン屋に駆け込んでしまいましたw
No.2
135ヶ月前
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10 月30日(水曜)    本日は芸大の授業をやってから雑誌のインタビュー&撮影で、アシベ会館の中の、今は営業していない伝説のキャバレーで(アシベ会館はロッテ会館みたいな多目的会館で、ライブハウスは今も轟音で営業中です。ラーメン次郎のユーザーの方にはおなじみの場所でしょう)ご覧のルック、つまりデニム以外昨日と全く同じ服で(笑)アルトサックス持って撮影したんですが、何とその媒体、パン屋さんで、食パンの次にバゲットと共に位置している、所謂調理されていない、クで始まってサンで終わるという、あの、家庭用雑誌というか何と言うか、あの雑誌でですね、インタビュー中ずっと思っていたのは「この雑誌に出るなら、人物紹介じゃなくて、今だったら<有名人のダイエット>でしょ」という事ですね。あれなら表紙に比較写真が出るし(笑)。    という夢の企画は残しておくとして、やはりオレなりにやったなと思うのはあの「クロワッサン」に(書いちゃったよ・笑)「 DyyPRIDE 」の T シャツと「 neff (ボード屋さん)」のキャップで出たという事ですね。アンダーグラウンド・ラッパー(てか友達ですけど)の T とボーダーのキャップとアメリカン・セルマーのアルトサックスって、それってス単にティーブコールマンじゃねえかと思う訳ですが(笑)、実際スティーブコールマンの曲をやってますし(ソロライブで)、ここんとこ YouTube はドルフィーかスティーブコールマンしか見ていないので、仕方が無いじゃないかといった感じでしょうか。「オーリー」読んでエイサップロッキーの服をチェックして、 YouTube でドルフィーとスティーブコールマンばっか見てる。ちゅうのが50歳のワタシで、いやあ想像だにしていなかったですね。20歳の時は。50になったらメンズクラブ読んでバーバリーとかを買って、マイルスのレコードを大人買い(当時はその言葉無かったですけど)しているか、或は刑務所か精神病院に入っていると思っていました。    とまあ、芸大からアシベ会館という振幅はなかなか大きく、どちらも非常に楽しい訳ですが、やっぱ有名人ダイエット企画で出たかったですね〜(笑)。一般紙にワタシのインタビュー載せたって大して良い事無いと思うんですよね。みんな生きるのに大変で、人の人生や仕事ぶりなんてどうだって良いでしょうに。それよりワタシのダイエットは苦しい思い一切しないですし、50歳の体力に沿ってプログラムされてますし、結果もちゃんと出ますし、特別に金も時間もかかりません。更に、ちょっと疲れちゃったり硬化しちゃったりしたら整体の自己癒気で緩める事も出来るというね。こっちのが情報として遥かに有益じゃないかと。こっちで商売やろうかなあ。あう人あう人に「ラジオ整体、毎週やってください」と言われます。一般語として「整体」と言っていますが、正しくは内気功による癒気です。ワタシの整体の先生は片山洋二郎といって、著作家としても多作ですので是非読んでみてください。    はやばやと3デイズの大友っちの日が売り切れてしまいました。ここで言う「売り切れ」はピットインで200枚の事です。店長のカンちゃんに「230入れちゃえよ。来年はもうあまちゃん特需ねえぞ(笑)。酸欠で倒れても絶対クレーム来ない。あまちゃんが好きな人は優しいから」とメールしたら「うう。気持ちは250だけど、それは出来ない(笑)」という殊勝な返事が来ました。あすこに250入れたら消防法違反である以前に、何人かは音楽の内容と無関係に倒れますね、特に今だったら(日本人の若い人の体力と忍耐力がかなり下がっているので)。これは勿論ディスではありませんが、去年までは「うわあ、大友っちの日だけソールドアウトにならねえよー、どうする?」「しょうがないじゃんプロジェクト福島を優先しようよ。みんなあっちに行くんだよピットインじゃなくて」といった会話がなされていたというのに。    200のうち80は初めてピットインに来る方、40は菊地成孔の演奏を初めて聴く方、20は、大友良英の(あまちゃん。以外の)演奏さえ初めて聴く方、だと思われます。この最後の20に標準を合わせて、ここ10年近く毎年やって来たアレ(ロングトーンだけが 2 分間位続くとか、調性のない、静かなノイズのボサノバとか)をやりたいと思いますぞ。それが現代音楽の使命ですよ。    あとの二日も、あと15枚とかそのぐらいだそうで、毎年の事ではあるのですが、当日フラッと来ても入れますよ的な世界ではなさそうなので、「どうしよっかな。いこっかな。あああ」といった状態の方は思い切って喉に指を突っ込んで吐いてしまうのが良かれと思われます。要するに後悔は絶対にさせません。 DCPRG は東京、大阪共にまだチケットあります。「新曲あるって?本当かよ」的な反応を頂戴しておりますが、そして新曲を書いている張本人が言う事ではありませんが、そういう問題ではないです。 3 時間まるまる1曲でも、100回聴いた曲 4 曲だけでも、全曲新曲でも DCPRG は DCPRG ですよ。経験するかしないか、それだけです。美術館の絵とかと同じですよ。    まあ、お気持ちというか、状態は良くわかります。お金は1円残らず有効に使いたいですよね。ワタシだってスティーブコールマンの CD やエリックドルフィーのアルバムをどんどん買って行く事はないです(まあ「どっちも、ほとんど持ってるから」ですけど、それでもね)。  でももし、あなたの身体や精神が浄化を欲しているならば、ですが、ワタシのライブに来るのが一番手っ取り早いです。というか、何度かコチラにも書きましたが、他の方はどうか知らねど、少なくともワタシに関しては、ライブ見て頂ければ一瞬で総てが解りますし、根底からの浄化がありますよ。たまに逆の人もいるの。アルバムずっと聴いて、ワクワクしていざライブに行ったらがっくししたとか、何も感じなかったとか、かえって距離感でちゃった。とか。少なくともワタシそっちではないので。それがジャズ、それがヒップホップですよ。それはお約束します。ではまた明日。  
ビュロ菊だより
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