電子決済サービスから銀行へ。生まれ変わりを力強くアピールしたジンバブエの金融会社

ジンバブエで電子決済サービスを展開していたInnBucksは、4カ月の業務停止命令を経て銀行として生まれ変わったというメッセージを、オリジナルのスーパーヒーローを通じて打ち出したCMを公開しました。

さまざまな還元制度が導入された電子決済・送金サービスとして2021年末に生まれたInnBucksは、利用料が無料であるにも関わらず充実したサービス内容で急激にユーザー数を増やすことに成功していました。ところが2022年4月にジンバブエ中央銀行から国際送金に関する認可が不足しているとの指摘が入り、ローンチからわずか半年ほどで4カ月間事業活動を命じられたのです。そして認可の取得を済ませ、8月に新しく生まれ変わって事業を再開することになりました。

「2022年8月。わたしたちは戻ってくる。より大きく、より強く、より良質なサービスとして」というフレーズで幕を上げる動画は、フルCGで描かれたオリジナルのバトルスーツを身にまとう人物が登場し、背景には力強くドラマチックな音楽が流れ、スーツが少しずつ身体になじんでいきます。

最終的に完全装備を果たしたヒーローは両腕を組み合わせることでInnBucksのロゴを表現し、多くの人に利用してもらうに値するブランドであるということを抜群のインパクトで描きました。

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