投資は個人の資産形成を行う手段であると同時に、特定の企業の経営戦略に強い影響を及ぼすことができる数少ない方法の一つです。アメリカで投資アプリを提供するFennelは、そんな社会的な側面を全面的に打ち出すプロモーションを通じてさまざまな企業の経営を人類全体にとってより良いものにしていこうという理念を掲げています。このたび、Fennelはとある飲食企業の経営会議を議事録から再現した、生々しいCM「Behind Closed Doors(閉ざされた扉の向こう側で)」を公開しました。

上場企業だからこそ重要な意思決定が一般市民に向けて公開されているポイントにフォーカスすることで、投資が持つ本来の力をアピールしています。

実在する大手飲食企業の経営会議を公開文書から再現した動画は、「競合他社がプラスチックを削減していようと、我々にとっては関係のないことだ。もしプラスチックから脱却するとなったら財務的に苦しくなるから見送ろう。それはそうと、今年は非常に良い経営結果となったから役員一同の報酬を84.5%増額させないか?」と笑いながら語る経営陣の様子を淡々と映し出し、彼らががいかに環境問題を軽視しているかを皮肉たっぷりに表現しています。

多くの国と企業がSDGsが掲げるゴールを達成するためにさまざまな企業努力を講じる中、このような姿勢は見過ごされるべきではなく、一般市民であるわたしたちは投資という選択肢を通じてその意思表示をできるというメッセージを、シンプルかつ力強く描いた施策でした。

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