相模原市が「時短の限界突破！ガチ1分クッキング」レシピブックを発行した理由とは？

6月の食育月間に合わせて、相模原市×町田市×味の素株式会社×東京家政学院大学のコラボレシピブック「時短の限界突破！ ガチ1分クッキング」が発行され、相模原市及び町田市内の公共施設などで無料配布されています。

毎朝時間がなくても、朝食を食べる習慣をつけてほしいとの願いを込めて、冷蔵庫を開けてから１分で完成する時短レシピを６品掲載しています。今回の掲載レシピには、東京家政学院大学の食物学科学生考案のレシピも含まれており、より実践的な内容になっています。さらに、レシピブックの中では、相模原市と町田市から朝ごはんの習慣をつけるポイントについても紹介しています。

「瞬間うまレタス」、「きゅうりの瞬間漬け」、「瞬間ガスパチョ風」など、短い時間でもおいしくつくれる時短の限界を超えた「ガチ１分クッキング」というテーマ付けもおもしろく、取り組みやすくなっています。

相模原市が、市民が食に関心を持ち健康的な食生活を送れるようにと実施している「食育」に関する取り組みのひとつ。よくある行政の良識的アナウンスにとどまらずに、生活者の目線に立って「楽しんで」施策実行への先導をしようという姿勢が見えました。参加意識や協働意識を高める好例として参考にしたい施策です。

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