日本の五節句の1つである「七夕」は 1年に1度、星に願いを込める日。そんな日にふさわしい星空を表現したパッケージのなかには、有数の天体観測地として有名で「星降る島」とも称される日本最南端の波照間島の黒糖で作り上げた生チョコレートが詰められています。数多くある沖縄産黒糖のなかでも、とくに波照間島のものはミネラルが多く、少しビターな大人の味わいが特徴です。そんな黒糖を、さらにキャラメリゼして香りを引き出し、柔らかな風味で包み込むようにミルクチョコレートと合わせました。
じつは日本人の唾液量は欧米人の半分以下という事実から、水分量を極限まで高めるチョコレートを着想。メゾンカカオのアロマ生チョコレートは、乳化する温度帯の調節を繰り返し、最適な水分含有率を算出することで水分量15%以上になっています。日本人の口に合う、驚くほどやさしい口溶けを実現しているのが特徴です。
2015年に日本の文化都市・鎌倉に誕生したメゾンカカオは、創業者の石原紳伍がコロンビアで出会ったカカオのある風景から始まりました。美味しさが心の豊かさに繋がる、そんな幸せなチョコレート文化を日本らしい感性とクリエイティビティでつくりあげたいと、コロンビアでのカカオ栽培から発酵、焙煎まで全ての過程に携わり、上質なチョコレート作りにこだわっています。現在では、アートとサイエンスからチョコレートの価値をクリエイティヴにつくるメゾンカカオ、生産者から広がる可能性を実現するチョコレートバンク、そして引き算の美学で日本らしさを表現するカカオハナレという 3つのブランドでチョコレートの魅力を探究しています。
また、創業当初から掲げる「文化をつくる100年ブランドをめざす」という志のもと、カカオ農業を通した未来の豊かさを求めて、コロンビアでの雇用促進や教育活動など、100年先を見据えたさまざまな活動に取り組んでいます。
日本のチョコレート市場は、今後5年間にCAGR(年平均成長率)7.5%で推移すると予測されています(※1)。また、消費者の健康志向の高まりと、人工的な原材料を摂取することのデメリットに関する意識の高まりもあり、消費行動が変化してきています。
そんななか、創業から製品づくりまで、どれもこだわり抜かれたストーリーを感じさせるメゾンカカオ。今回の七夕テーマのアロマ生チョコレートにも、星のつながりから沖縄波照間島の黒糖を使用するという発想から、さらに踏み込んでキャラメリゼして香りを引き出すという工夫を追加し、どんな味になるのか気になる逸品に仕上げています。パッケージもテーマどおりの高級感で魅力的で、昨今需要の高まる自身へのご褒美チョコとしても、プレゼントとしても重宝しそうです。
・※1参照元:日本のチョコレート市場、2028年まで7.5%のCAGRで推移(NEWSCAST)