スウェーデン最大のシードルメーカーKopparbergは、140年以上の歴史を誇る老舗ブルワリーとしてヨーロッパ各地でリンゴや洋梨を原料としたシードルを販売しています。アルコール飲料自体は年中通して楽しめますが、キンキンに冷えたシードルを最もおいしく飲めるのはアウトドアアクティビティが盛んになる夏場。そんな時期に向けて同ブランドは、音楽フェスのお供とも言えるバケットハットの内側に防水素材を使用した“アイスバケットハット”を発売しました。

ナイキやアディダス、ESPNの仕事で知られるデザイナーBernardo Henning協力の下完成したバケットハットは、夏を告げる涼しげなカラーリングに加え、インナー素材に防水素材を用い、そして外側には取手を2つ設けています。これはバケットハットとして使用するのはもちろん、裏返しにすればシードルに氷を入れる簡易的なアイスバケツとしても使えるのです。

ブランドに直結する実用性を兼ね備えた商品を開発し、夏の到来に合わせて公開することで自社ブランドの存在感を最大限アピールすることに成功した事例でした。

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