2日目となった8月6日(日)には、「Fビレッジ大道芸」が試合前の10時からスタートしました。イベント開始前からステージ前にはたくさんのファンが集まる盛況ぶり。まず登場したハイキングウォーキングは、芸が成功するたびに「スーパーイリュージョン!」のかけ声とポーズを観客に求め、笑いを起こしながら大道芸ならではのステージと観客との一体感をつくりだしました。
続いて登場した、くまだまさしはお得意の笑いと悲鳴が入り混じる一発芸を次々と披露。観客へくまだまさしオリジナルグッズを嫌がられながらも無理やりプレゼントする姿で会場を盛り上げていました。
そして、トニーことTONIKAKU(とにかく明るい安村)が登場する頃には、会場となった橋の幅で収まらないくらいの観客が集まり、橋の上から手を振る子どもたちの姿も見えました。世界のお笑いファンを魅了した「アイムウェアリング!」「パーンツ!」はここでも大人気。子どもからのポージングリクエストにも応える地元北海道出身スターの凱旋ステージとなりました。
その後、くまだまさし、ハイキングウォーキングが2回目のステージを行い、「Fビレッジ大道芸」は12時半頃に終了。さまざまなアミューズメントがそろっているFビレッジを行き交う人たちを笑いでもてなす時間となりました。
球場が野球観戦だけをする場所ではなくなりつつある昨今、それぞれの球団や球場がさまざまな付加価値の追加に工夫を凝らしています。そんななかで、試合前にも来場者に楽しみを提供するお笑いというエンタメとの大胆なコラボレーション。新庄監督による日本ハムはまだ変革途中ながら、「日本のプロ野球にもう一度娯楽を」という姿勢は本物のようです。今回の企画のようなファンサービスは、早く球場に着くための動機にもなり、球場滞在時間がのびることでの経済効果も見込めます。