前回のコラボの目的は“まずはThéo Curinと彼の理念を知ってもらう”という1点にフォーカスしていたのに対して、今年はそのさらに先を目指した取り組みになっているようです。具体的には北米、南米、ヨーロッパそれぞれの大陸から1人のパラアスリートを選び、Théo Curin Collectionの売上の一部を彼らに寄付するという内容が追加されたのです。
誰もがスポーツを楽しむことができる世界にしたいという1人の選手の願いを汲み取ったラコステが、さらにその輪を広げていく……ブランドとして“いい商品を作る”こと以上に、どのような人々にどのような理念を伝えていくべきなのか、改めて考えさせられる事例です。