もちろん全員に当てはまるわけではありませんが、日本国内においても度重なる増税や景気の低迷が要因となり、多くの人の実質手取り賃金は1世代前と比べると平均値、中央値ともに低くなっているというデータもあります。そんなZ世代の課題と正面から向き合い、解決の手助けとなりうるデジタルキャンペーンをコロンビアのペプシが公開しました。
施策の内容としては、専用のWebサイトにSNSのアカウント経由で登録した上で、ペプシが公開しているSNS上のコンテンツを視聴したり、コメントしたり、いいねを押したりするとポイントが貯まっていくというシンプルなもの。貯まったポイントは食事券や映画の鑑賞チケット、テーマパークの入場券と交換でき、金銭的な理由でエンタメコンテンツから遠のいていた人であっても手軽にさまざまな体験ができるようになっています。
自社が展開するコンテンツに積極的に触れてくれる人を増やしたいという目的を達成するため、特定の世代が直面する課題を一時的とはいえ正面から解決するための機会を提供したキャンペーンは、Z世代を中心に多くの関心を集めました。