3種類公開されたビジュアルは、KFCのアルバイト従業員だと思われる3人の若者が自宅で倒れるように寝てしまっている様子を描いています。注目すべきは、窓の外の明るさと若者たちが身につけている洋服。明け方にもかかわらずスタッフのユニフォームを着たまま寝てしまっている彼らの隣には“OPEN AT NIGHT(深夜営業しています)”というキャッチコピーが。訴求ポイントを事実として言語化し、それをストレートに伝えつつ、ビジュアル面は想像力をかき立てるような内容にすることで楽しく見られる広告に仕上がっています。
営業時間を調整することで競合他社から抜きん出る、いわば“作られた独占期間”を設けたKFCは、ビジネスチャンスをしっかりと手に入れつつ顧客には利便性を提供していることを訴求しました。