主に日本の地域活性や観光客誘致を目的として、その地域の特徴をモチーフとしたNFTアートを制作。購入されたNFTには、その地域で使えるお得な特典(ユーティリティ)が付帯していて、その観光地に行くと利用できるようになっています。
今回は第1弾として、山口県の山口市と萩市を舞台に『明治維新について学ぶ旅』をコンセプトとしたJapan Travel NFT 〜Yamaguchi Collection〜の販売を開始。訪日外国人をはじめ、日本人や国内在住の方も購入できる仕様となっています。
テーマが「明治維新」ということで、歴史的にも有名な明治維新志士をモチーフとしたデザインとなっており、購入すると、伊藤博文、吉田松陰、久坂玄瑞、高杉晋作、木戸孝允のいずれかがランダムにて配布されるようになっています。
NFT保有画面を見せることで、①松田屋ホテル:3000円分館内利用券、②萩市文化財施設1日券:無料、③明倫学舎:第二号館 幕末ミュージアム 入場無料、④萩博物館:20%オフ、⑤長州苑:売店10%オフ、カフェ20%オフ、⑥【50名限定】幕末維新人物ガイドブック 無料プレゼント、⑦【25組限定】通訳案内士の無料手配といった特典が用意されています。そして今後、さらに提携施設等を増やしていく予定とのこと。
さらに、NFT購入者、未購入者に関わらず参加できるオンラインコミュニティも用意。こちらでは、Japan Travel NFTの最新情報やお得に旅をする方法、明治維新についてもっと理解していただくための情報などが発信されていく予定です。
アフターコロナの取り組みとして、インバウンド需要に向けてのさまざまな施策が日本全国で実施されています。そんな中、NFTアートを絡めて、実際に観光地に行くことでお得に観光コンテンツが体験できる特典を設けるという試みの新しさがありました。訪日外国人客はもちろんのこと、日本国内に向けても有効な施策といえそうです。