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どう見ても水筒なのに“水筒ではない”? 耳に残るナレーションの意図とは
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どう見ても水筒なのに“水筒ではない”? 耳に残るナレーションの意図とは

2024-02-28 12:30
    ドイツ生まれのair upは、飲み口に仕込まれた小さな機構に専用の香料を入れることで普通の水をフレーバーウォーターに変えることができる画期的な商品です。見た目こそ一般的な水筒と大差ないものの、実際に使用してみるとその違いは一口でわかるほど……そんな不思議な商品の特長を独特な世界観の中で描いたCMが公開されました。

    “It’s Not a Water Bottle(これは水筒ではない)”というタイトルのCMは「これはテニスラケット、これはボール、そしてこれはネット」と、画面に映し出される物の名前を読み上げていくシーンで幕を上げます。一体何の映像を見せられているのか困惑する視聴者をよそに、画面にair upが映し出されると「そしてこれは水筒ではない」 と意外な一言が流れます。どこからどう見ても水筒だとしか思えない商品が“水筒ではない”理由は、香料を活用することで水そのものの風味を変えてしまう“まったく新しい商品”であるというメッセージが込められているからです。

    尖った特長を持つ商品を広告する際に、あえて従来のカテゴリーの中でポジショニングするのではなく“完全に新しいジャンルの物”であると打ち出すことで意外性抜群のコミュニケーションを作ることができるかもしれない……そんなヒントを与えてくれるCMでした。

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