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オーストラリアとニュージーランドに236もの店舗を構えるチーズケーキ専門店The Cheesecake Shopは、デザートとしてだけでなくケーキがもたらす“楽しい時間そのもの”を提供するブランディングを通じて競合他社との差別化を試みています。そのブランド姿勢を体現した施策の一つとして、悲しい日も嬉しい日も常に側にはチーズケーキがあるというメッセージを訴求したCMを公開しました。
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“HAPPINESS BAKED HERE(ここで提供されているのは幸せそのもの)”というキャッチコピーを中心に企画されたCMは、さまざまな人生の一幕をチーズケーキが彩っている様子をオムニバス形式で紹介していきます。緊張感漂う義理の母との食事会では場を和ませる救世主として……退屈な誕生日ではその場を華やかにするキーアイテムとして……転職初日には同僚たちと仲良くなるきっかけとして……失恋直後には黙って側にいてくれる物言わぬ友だちとして、チーズケーキはどんな1日であっても楽しい時間を提供してくれるというメッセージが表現されています。
最終的にはゲームのコントローラーを置かない子どもたちがすぐにでもゲームをやめたくなる特効薬として、あらゆるシーンをチーズケーキが彩っている様子を紹介しました。単なる食品としてではなく、時間や空間そのものを明るくする存在として商品をポジショニングしようと試みた意欲的な動画でした。
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