新しいロゴとシンボルマークは、まずロゴフォントに丸みがなくモダンな明朝フォントを使用することで、日本語・アルファベット・シンボルマークとの上質な調和を表現。日本語とアルファベットを組み合わせることで、日本でも海外でも一目で「やよい軒」と認識できるようにという意図があります。
シンボルマークの形状は“YAYOI”のY・Y・Iをモチーフに暖簾に仕立て、右下には“やよい”とひらがなで書いた落款をあしらい、より暖簾らしさを表現。色は“飛躍を目指す太陽・未来へチャレンジする情熱・あたたかい思いやりのコミュニケーション”を込めた「やよいレッド」と、暖簾がめくれている部分には、彌生の意味にもある“草木が芽吹く”を表現した春先に芽吹く「やよい若草」を使用、「やよいレッド」と「やよい若草」の上質な色合いで、モダンな“和”を表現しています。
タグライン(キャッチフレーズ)は、「Precious to me. 今日に、よいもの。」と制定。また、ステートメントも以下のように設定されています。
“日本で生まれた定食は、
世界をもっと笑顔にできる。
美味しそうに食べる顔は
まわりをしあわせな気持ちに変えていく。
だからこそ私たちが提供する食事は
栄養バランスを考え、新鮮で旬な食材を使い、
工夫を凝らして調理しています。
さあ、今日の自分に。今日という日に。
とびきりのおいしさを。”
そして、2023年12月に公開された新ロゴ・シンボルマークなど、新しいブランドイメージを表現した店舗のロードサイド1号店がリニューアルオープン。新ロゴ看板、モダンな“和”をイメージさせるや「やよい軒」の名前のルーツでもある“彌生軒”の歴史的資料をモチーフとした壁紙など、新ブランドステートメントを表現する“上質な”イメージでデザインされた店舗となっています。
また、新しい取り組みとして、ゆっくりとメニューを選べるよう、テーブルに設置したタブレット端末からのオーダーや、ドリンクバーを設置。くつろぎの時間を過ごせるように工夫したほか、“ごはん”や“だし”、“漬け物”のおかわり自由が楽しめる『おかわり処』も用意されています。
歴史あるお店の軌跡を残しつつ、これから先に迎えていく未来のお客様を意識して刷新された。やよい軒の新ブランドイメージ。順次入れ替わっていくなかで、いちばん最初の発信基地となる今回のロードサイド店舗1号店の改装オープンですが、新しい取り組みを取り入れながら発信することで、今後のブランド方針や展開を周知させる好例となっています。