1969年にアメリカ・サンフランシスコで創業以来、世界的なカジュアルファッションブランドとして、常にモダンなアメリカン・カジュアルを提案し続けるGapは、製品染めと仕上げ加工の使用水量を従来の方法と比較して少なくとも20%削減する「Washwell」プログラムの拡大により、水への影響を減らしています。
また、Washwell型の製造方法を採用する洗い加工場は水質プログラムにも参加。2016年のGapブランドによる立ち上げ以降、WashwellはAthleta、Old Navy、Banana Republicでも採用。さらにGapブランドでは、2025年までにデニムとウーブンボトムスにWashwellを100%採用することを目標に掲げ、現段階で98%を達成しています。
多くの人が身にまとう衣料品を、水から洗い加工、繊維から工場に至るまで、私たちの誰もが共有している地球に対する責任と敬意をもって作ることをGapの目標としています。
Washwell素材を採用した今春注目のGapデニムから、ウィメンズは、ゆとりのあるシルエットが魅力の90s Looseや、太すぎないワイド感が魅力のストライドデニム、スタイリッシュなベルト付きシャケット、クロップドのシルエットがトレンド感のあるコルセットタンクトップなどファッション性の高いデニムアイテムが揃いました。
メンズは、テーパードとクラシックなカラーレンジが人気のリラックステーパードデニム、太めのシルエットでストリートテイストなバギーデニム、オーバーサイズアイコンジャケットなど、オーセンティックな商品が並びます。
ガールズは、パッチポケットつきのブーツカットデニムや、ウィメンズと同じデザインで親子リンクコーデもできるストライドデニム。ボーイズは、アクティブなキッズにぴったりなジョガーパンツ、ストレッチ性に優れリサイクルコットンも使用しているスリムデニムなど、ファッション性と機能性を兼ね揃えたデニムがラインナップします。
ベビーは、0歳から穿ける「はじめてのデニム」コレクションから、アダルトとお揃いにできるデザインながら伸縮性もあって動きやすい90s Looseデニムや、フリルのデザインがかわいいショートオールなど、着やすさとデザイン性に富んだアイテムを展開されています。
「世界水の日」をひとつの機会として、Gapの独自の節水技術「Washwell」を使用したサステナブルデニムを知り、選択肢のひとつにしてほしいとしています。
ファッション業界の環境負荷に関しては、たびたび話題になる程に喫緊の課題となっています。各企業がそれぞれの取り組みをする中、Gapは「世界水の日」に向けての独自の節水技術により環境に優しいデニムを発売しています。気候変動や異常気象など、今後ますます水資源の大切さは重要視されることが見込まれる現状で、自社開発の技術により水の大切さや節水への意識をPRする施策の好例といえそうです。
・※Gapの水に関する取り組み詳細:https://www.gapinc.com/ja-jp/values/sustainability/enriching-communities-1/water-stewardship