動画の主役となるのはスマートフォン本体。Google Pixelの独白を中心に展開される……のかと思いきや、なんとライバルブランドであるiPhoneも登場しています。カメラに写った被写体を指でなぞるだけで画像検索をすることができるGoogle Pixelの“Circle to Search”機能を羨んだiPhoneが部屋中の物をマーカーで囲ってしまうという可愛らしい様子が描かれています。
Google Pixel独自の機能をそのまま伝えるのではなく、同じ機能を持ち合わせていないiPhoneと対比させることでその特長を魅力的に描いています。訴求ポイントの独自性が高いからこそ細かな機能の解説に走ってしまいがちなところを、あえて競合他社の商品とセットで見せて目立たせるという意欲的な戦略に基づいたCMでした。なお、自社商品を競合他社のものと並べて見せる際には景品表示法上の比較広告のガイドラインに抵触しないよう注意が必要です。