一生物の下着を 欧・アパレルブランドの長尺ブランディングムービー

1954年に創業したスウェーデンのアパレルブランドLindexは、主に女性向けの商品ラインアップを揃えていることもあり女性のエンパワメントを促進するようなブランディング施策を行なっています。そんな活動の一環として公開された長尺ブランディング動画「Underwear For Life（一生ものの下着）」は、1人の少女がはじめてブラジャーを着けた瞬間からはじめて自分の娘に渡す瞬間まで、さまざまな人生経験を経て成長する様子を紹介しています。

母親と一緒に下着を買いに行き、ブラを着けた自分の姿を鏡で見た瞬間から、パーティーから帰宅してトイレで嘔吐する瞬間、初めて恋に落ちる瞬間から社会に出て働き始めた瞬間、そしてはじめて娘を迎え入れ、更年期障害と戦う瞬間から最後の娘にブラを渡す瞬間まで、現代を生きる女性の生涯をテンポ良く、エモーショナルに表現しています。途中若干不穏な様子を映したり、BGMが一瞬暗めなものに変わったりと山あり谷ありな人生模様を包み隠さず描いています。

Lindex公式YouTubeの説明文には「From puberty to menopause and all the wonderful moments in between and beyond. Find your forever favourites（思春期から閉経まで、そしてその間にあるあらゆる素晴らしい瞬間のため。あなただけの一生物を見つけよう）」と書かれており、単なる下着としてではなく最も近い場所で自分を守ってくれる生涯のパートナーとして下着を描くことで自社の商品作りに対する姿勢をアピールしました。

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