国内に流通する観賞魚用ガラス水槽の約70%をインドネシアの自社工場で製造している同社。約1%ほどが該当してしまうという割れたガラス水槽の廃棄問題に、トップシェアメーカーとして業界で最初に取り組んできたといいます。今回の「リクアス グラス」は廃棄される水槽を無くしたいという想いのもと、社内のSDGsプロジェクトから生まれました。
山梨のガラス工房と共同で、サーキュラーチームとガラス職人の手によって制作されたグラス。水槽に興味のある観賞魚を飼育するアクアリスト以外にも活動を知ってほしいという思いから、金魚鉢やクラゲ、カワセミをイメージした3種類が完成しました。このロックグラスは、同社のオンラインショップや販売イベントなどで、数量限定で販売されるとのことです。
水槽のガラス特有の淡いグリーンに、一瞬の水の動きを固めたような泡入りのグラスは清涼感たっぷりで、自然を身近に感じられそうです。製造までのストーリーはもちろん、デザインからも環境保護の意識が高まるのではないでしょうか。割れたガラス水槽の廃棄問題に真っ先に取り組む姿勢に、トップシェアメーカーとしての責任感も感じる取り組みです。