まだまださむーい今日この頃。インフルエンザにはくれぐれもお気をつけあそばせ。さーて、安倍ちゃん内閣、支持率好調ですね。経済政策、まだ実効があがっておりませぬが、期待で株価は急上昇!(注1) 円安効果で、青息吐息だった輸出系企業もほっと一息で。これってとりあえず良いこと......ですね。
今回は前編・後編と2回に分けて、遅ればせながら安倍内閣のキーパーソンさんたちについてご紹介します。
(注1)2月6日には、2008年秋のリーマンショック以降で最高値の1万1463円あまりを記録したんすよ! すごいっすね!
■なんといっても要は菅官房長官! お育ちは正反対だけど、超仲良し
安倍政権の特徴を簡単にいうと、まああちこちで言われているけれども「政高党低」(注2)=つまり、党ではなくて政権=内閣がリードし、なかでも官邸主導だということです。
官邸のメンバーでは、まず菅義偉官房長官。はっきりいって、この人が安倍政権の扇の要です。安倍ちゃんからもむちゃむちゃ信頼されてる。でも、菅さんって苦労人で、超どセレブの安倍ちゃんと正反対なんだよね。
秋田県出身で高卒後上京、働きながら法政大学を卒業。政治を志すけれどもつてもなく、法政大OBの小此木彦三郎という国会議員の事務所で働くことになり、生来のど根性と頑張るスピリットで小此木さんからも信頼を得るようになります。そして横浜市議になったあと、96年に初当選。安倍内閣では総務副大臣となり、「ふるさと納税」なんかを実現しました。
(注2)エンゼルの一般常識コォーーース!! これって何のパロディかわかりますよね? 「西高東低」=地域の東に低気圧、西に高気圧がある冬型の気圧配置のことっすよ!(ま、エンゼルもこれ以上突っ込まれると困るんだけどさ)
■自民党、いや政界の絶滅危惧種!
この人のすごいところは、縁の下の力持ちや裏仕事もいとわない。そして「自分がやった」とも言わないところ。こーゆー人、自民党、いや政界全体にも少なくなりましたね。その昔、竹下元首相が言いました。「汗は自分でかきましょう、手柄は人にあげましょう」。菅さん、地でいってます。
行動力、実行力がある(注3)から官僚からの信頼も厚い。でも、官僚には時に人事権も行使して震え上がらせることもあります。かつて総務大臣時代、自分の意に沿わない課長を菅大臣は飛ばしました。ま、怖いけど、これだけならよくあるかも。でもね、菅大臣は自分が退任するとき、その人をまた異動させて、すごーくいいポストにつけたんすよ。そうしたら、この人は、一生、菅っちに「ははぁ~」となるわね。ううむ。
菅ちゃんは安倍内閣がスタートするときにも、「抑え気味にいったほうがいい」など、あれこれアドバイスをして安倍ちゃんもそれを素直に聞いたご様子。
おおっと、菅っち1人でここまで来ちゃった。次回は、ほかのメンバーさんについてご紹介しますです~。ではみなさん、チャオ、チャオ!
(注3)ど根性の実行力で、ダイエットに挑んだときは4か月で14キロ減! リバウンドなし! かくありたい。
【後編に続く】
(文/エンゼルあつみ)