「アムラ」というフルーツをご存知ですか?
あまり聞きなれないこの果実、油柑(ユカン)、インディアン・グーズベリーとも呼ばれる梅の実に似たフルーツなのですが、カフェグローブ世代にとってちょっと聞き捨てならないパワーを持っているようです。
というのも、このアムラはインドの伝統医学アーユルヴェーダではずっと「若返りの果実」と呼ばれて重宝されてきたものなんだとか。
アーユルヴェーダでの使われ方をみてみると、滋養強壮、血の解毒、貧血、便秘、点眼剤、抜け毛・白髪予防に美肌と、もはや万能薬の域......。なぜこんなにもアムラが重宝されているのかというと、ビタミンC、ポリフェノール、ペクチンがとにかく豊富に含まれているからです。
「日本アムラ協会」のサイトによれば、アムラに含まれるビタミンCはなんとレモンの10倍。しかもアムラのビタミンCは熱に強いんだとか。また、ポリフェノールは赤ワインの約30倍含まれています。ポリフェノールはヒアルロン酸やコラーゲンの保護にも役立つ成分なので、ビタミンCの抗酸化作用、ペクチンの整腸作用と合わせて美肌効果は大きそうですよね。
インドではアムラは薬用の乾燥粉末のほかに食材としてもポピュラーなものだそうですが、日本では「八百屋さんでよく見かけるわ~」というタイプのものではありませんよね。なので、摂取の方法としてはサプリなどが一般的です。
たとえばミキプルーンから発売されている「ミキ アスプリプラス」という液状サプリには、このアムラエキスとフィッシュコラーゲンが配合されています。コラーゲンと一緒に、コラーゲンを保護する成分であるポリフェノールも合わせて摂取できるのがいいですね。
もともとアムラのポリフェノールは苦味が少なくむしろ甘みのあるものなんだそうですが、「ミキ アスプリプラス」はさらにブドウ果汁も含まれた爽やかなフルーツ味なので、ジャムやジュースの感覚で食生活に取り入れやすいかもしれません。
また、広島の「安無量庵(あむらあん)」というお店はなんとアムラの専門店。アムラをノンカフェインのお茶にした「Amla Tea(あむら茶)」などが販売されています。アムラのビタミンCは熱に強いということですから、ホットティーにも向いているのかもしれませんね。
「安無量庵(あむらあん)」には他にもアムラを使用したカレー、わらび餅、チョコレートまであるから驚きです。公式サイトにてオンラインショッピングすることも可能ですよ。
若返り、美肌、免疫......魅惑のアーユルヴェーダ・フルーツ、アムラの魔法を日常に活用してみてはいかがでしょうか?
[ミキアスプリプラス、日本アムラ協会、広島のアムラ専門店「安無量庵(あむらあん)」]
top photo by Thinkstock/Getty Images
item photo by ミキプルーン
(文/編集部・吉川)