1億円の資産をつくる―。これってどこまで現実的? カフェグローブ世代に多い共働き世帯を想定した「目指せ1億!」の貯金プランを、『夫婦で貯める1億円!』(ダイヤモンド社)の著書もあるファイナンシャル・プランナーの花輪陽子さんに聞きました。
■最も大切なのは夫婦で「お金の目標」を共有すること
「最も大切なことは、夫婦で貯金の目標を共有することです。1億円というお金で何がしたいのか、そのイメージをできるだけ具体的にして、夫婦でしっかり分かち合ってください」
ゴールが明確でチーム全員の意志統一ができていなくては、計画はあっさり崩れてしまうもの。ビジネスと同じでまずは目標設定と意志共有が重要、というわけ。一般的に、夫婦で5,000~6,000万円の貯蓄があれば、満足度の高い老後を過ごせると言われているそう。貯金計画=夫婦ふたりの人生計画だから、貯金はさておき、一度はしっかり話し合っておくのがおすすめ。
■「1億円貯金」に不可欠な3ヶ条
では、1億円という夢のゴールを叶えるために欠かせない「貯金上手になる条件」とは?
1:お金の収支を把握する
第一歩は、自分のお金の出入りを正確に把握すること。買い物でレシートを受け取ったら、こまめに家計簿に記録する習慣をつけましょう。不要なレシートを整理できてお財布をすっきりスマートに保てるうえに、節約への意識も自然と高まります!
2:貯める専用の口座を作る
次に、生活費の口座とは別に夫婦共通の「貯める口座」を作ること。お互いの給与から決まった額を、毎月自動引き落としで貯金しましょう。「自然に貯まる」環境を整えることがポイントです。
花輪さんいわく、「資産運用の利率を見込んで、まずは6,000万円の貯金を目標に。25年間で6,000万を貯める場合、1年間に240万の貯金が必要です。夫婦で割れば1人120万。お互い毎月10万ずつ貯める計算ですね」。住宅ローンや子どもの有無などによって難易度は異なるものの、1億円がグッと現実的な目標になりました!
3:無理なく・かしこく資産運用
1億円もの大台となると、「貯金+資産運用」の貯金プランが現実的。「株式や株式型の投資信託などで運用した場合の期待リターンは、5%程度と言われています。元本の安全性の高い預金や国債などと組み合わせて、3%運用を目指しましょう」と花輪さん。
資産運用ビギナーは、始めやすい積み立て定期預金からでもOK。少しずつ投資にチャレンジするなら、「元本割れリスクが少なく、少額から始められる」をポイントに選んでみて。
■貯金3ヶ条を実践するには?
「お金を把握する・貯める・運用する」という、この貯金3ヶ条をスムーズに実行するうえで上手に活用したいのが、銀行の便利なサービス。特に、利用しやすく貯めやすいサービスが充実したネットバンクは要チェックです。
たとえば、ソニー銀行なら、口座開設の申し込みはPC・スマホからでOK。思い立ったらすぐ申し込みができます。さらに、積み立て定期預金から運用商品まで、サービスのラインナップも豊富。スマホから手続きできる資産運用メニューも充実しています。
■収支の把握も貯金も! お金管理はWebツールにおまかせ
便利なスマホ用アプリやPCツールが充実しているのもネットバンクならでは。日々のお金の出入りを把握するなら、ソニー銀行の無料アプリ「カンタンおこづかいメモ」がオススメ。スマホ上で手軽に「その日、何にいくら使ったか」を記録して、日々の収支を管理できます。いつも持ち歩くスマホで気軽につけられるから「家計簿が続かない!」という人でも大丈夫。※PC版もあります。
「貯金が苦手!」という人の強い味方になってくれるのは、ソニー銀行の「ほしいもの貯金箱」。ひとつの口座内に最大5つまで「目的別貯金箱」を作成できて、口座のお金を簡単に振り分けられます。たとえば「目指せ1億!」と名付けた貯金箱を作ったら、毎月貯めるべきお金をPCの画面上で移動させるだけ。かわいいポストペットが、毎月の貯金計画を応援してくれますよ!
ツールをかしこく活用して、「お金を把握する・貯める」の条件をクリアできたら、残るステップ「お金の運用」も現実的になってくるというもの! ここまで来たら1億円も夢じゃない!?
夫婦の貯金計画を、あらゆる面から応援してくれるソニー銀行ですが、今なら口座開設+預け入れ50万以上で、5人に1人5,000円が当たるキャンペーンを実施中です! 夢の1億円の最初のステップに、ぜひチェックしてみてくださいね。
◆記事監修:ファイナンシャル・プランナー 花輪陽子さん
外資系銀行でのOL時代、クレジットカードで200万円の借金を作った苦い経験からお金の大切さに目覚め、猛勉強の末にファイナンシャル・プランナーに転身。雑誌、新聞、TV、Webなどのマネー記事監修、書籍やコラム執筆などで精力的に活動中。花輪陽子さんのオフィシャルサイト