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MIAUメールマガジン
「ネットの羅針盤」

2014.8.29(Vol.20)

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◆オマエは一体何を言ってるんだ再び、第3回クラウド小委の中身(小寺信良/MIAU代表理事)


以前から本メルマガでもお伝えしている、文化審議会著作権分科会 著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会、通称クラウド小委員会が、8月28日、すなわち昨日の夕方に開催された。第3回となる今回は、消費者代表の発表である。僕も津田大介の随行という形で、傍聴してきた。

今回のレポートは、いささか簡略なものとなる。さすがに昨日の今日では書く時間も限られているので、会議の全貌をお伝えするわけにも行かず、MIAUとしての主張と、議論のハイライトの部分だけをかいつまんでお伝えする。

議事次第としては、最初に権利者側から、前々回に公開された野村総研による私的録音調査に対しての見解が発表された。消費者の意見発表は散々主張してようやく1回だけチャンスが与えられたのに、権利者ばかり発表の機会が潤沢に与えられているのは、不公平である。

ただこの発表は色々議論の余地がありすぎるのでとりあえず後回しにして、まずはMIAUが何を主張したのかから先にご説明したい。