アダム・ドライヴァーは、ジム・ジャームッシュ監督の映画『Paterson(原題)』で、ニュージャージー州パターソンに住むパターソンという名のバスの運転手であり、詩人志望の男を演じる。その詩的な本質は全て、映画のキャラクター、そして映画の観客にも伝わる。

この映画のファースト・トレーラーは、パターソンが地元のバーで銃を持った男を倒し、バスが爆発する前に避難させるという多少の大きな盛り上がりと共に、2分30秒で彼の単調な毎日を描写している。

パターソンは、ナッシュビルに引っ越したがっているカントリー歌手志望の愛する妻ロージー(ゴルシフテ・ファラハニ)からの励ましにも関わらず、彼の密かな情熱(詩)について自信を喪失しきっている。

本誌ヴァラエティの主任映画評論家であるオーウェン・グレイバーマンは「『Paterson(原題)』は、静かで表現を抑えた主人公の人生を物憂げにアピールしている」と、カンヌ国際映画祭で上映されたこの映画についてレビューを掲載した。

『Paterson(原題)』には、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、チャステン・ハーモン、バリー・シャバカ・ヘンリー、リズワン・マンジ、永瀬正敏、カーラ・ヘイワード、そしてジャレッド・ギルマンも出演する。

米アマゾン・スタジオはブリーカー・ストリート・メディアと共同で、アワードシーズンに間に合わせるべく、12月28日(現地時間)に本作を米劇場公開する。

RSS情報:http://getnews.jp/archives/1534141