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12月2日に発表した『ガジェット通信 ネット流行語大賞』。今年、スクープを連発した『週刊文春』にまつわる言葉で、上半期では正月のベッキーさんと川谷絵音さんの不倫記事から生まれた言葉「センテンススプリング」が金賞を受賞し、年末の大賞でも「センテンススプリング」と「文春砲」が特別賞受賞と相成った。

関連記事:週刊文春「うちは別に、どっかの大賞みたいに1億円払ったりとかしてませんから」『ガジェット通信 ネット流行語大賞2016』授賞式でコメント
http://getnews.jp/archives/1563779[リンク]

年末になってもその「文春砲」の勢いは全く衰えず、先日12月1日に発売された『週刊文春』12月8日号ではジャーナリストの横田増生さんが1年にわたりユニクロで潜入アルバイトを行ってルポを掲載、大変話題となっている。同様の記事は、『週刊文春デジタル』で読むことも可能。

ユニクロ潜入一年〈『ユニクロ帝国の光と影』ジャーナリスト横田増生の渾身ルポ〉
http://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun/blomaga/ar1147648[リンク]

ユニクロは私の著書を名誉毀損として二億二千万円の損害賠償を求める裁判を起こした。私は勝訴したが、柳井社長はその後インタビューで「悪口を言っているのは僕と会ったことがない人がほとんど。うちの会社で働いてもらって、どういう企業なのかをぜひ体験してもらいたい」と語った。ならば実際に働きながら取材しよう。以後八百時間を超える労働から浮かび上がったのは、サービス残業と人手不足の実態だ。十一月二十三日からの“ブラックフライデー”。「奴隷の仕事だよ!」「心が折れる」今日も新宿ビックロの職場では怒声が飛び交う──。

『ユニクロ帝国の光と影』の著者である横田さん、ユニクロは名誉毀損で出版元の文藝春秋を相手取り訴訟を起こしたがユニクロ側が敗訴。その後のインタビューで柳井正社長が

「悪口を言っているのは僕と会ったことがない人がほとんど。うちの会社で働いてもらって、どういう企業なのかをぜひ体験してもらいたい」

と語ったということで、実際に改名までしてユニクロで働いたという。中で働いた者にしかわからないであろう克明なレポート記事、
「ガチだ」
「スゴすぎる」
「本物のジャーナリストや……」

と、ネット上では驚嘆の声が相次いでいた。現在も新宿のビックロで勤務していると明かされており、今回は第1弾で次号以降続くとのことだが、記事が出たことで果たして現在どうなっているのか……。いずれにせよ、今後も注目である。

※画像は『週刊文春デジタル』より引用

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