もやし栽培農業に携わる生産者56名の組合員などで構成される工業組合もやし生産者協会が、『もやし生産者の窮状にご理解を!』と題した文書を発表。原料種子高騰や賃金上昇などに対応し続けており、これ以上の経費削減への努力はすでに限界を超え、健全な経営ができていないのが現状だと訴えています。
発表された資料によると、2009年には全国で230社以上あった生産者のうち100社以上が廃業し、現在は130社を切っているとのこと。また、もやしの販売価格が約40年前の1977年よりも安く、経営を逼迫しているといいます。
このニュースは、日本農業新聞が記事にして『Yahoo!ニュース』にも掲載。「せめて1袋40円で売ってほしい」という談話に対して、ネットでは「もっと高く売ってもいい」といった声が集まっています。
もやし業界の人「もやしの値段が安すぎて経営が苦しいのです。値上げさせてください」
僕(なるほど…一袋38円はやっぱり無理があったのか。これからは1袋100円とかになるのかな。きついけど仕方ないか)
も業人「せめて、1袋40円で!!!」
僕「……いや、もうちょっと上げよう?」— 玉倉かひな (@suo714) 2017年3月16日
もやし業界の人「もやしの値段が安すぎて経営が苦しいのです。値上げさせてください」
僕(なるほど…一袋38円はやっぱり無理があったのか。これからは1袋100円とかになるのかな。きついけど仕方ないか)
も業人「せめて、1袋40円で!!!」
僕「……いや、もうちょっと上げよう?」
もやしは安すぎるよ。アメリカの最寄のスーパーでは一袋1.5ドル。(約160円位)それでも美味しいから買いますよ。
せめて日本でも50円以上で全然アリだと思います。— 洒落乙猫 (@junewave2727) 2017年3月17日
もやしは安すぎるよ。アメリカの最寄のスーパーでは一袋1.5ドル。(約160円位)それでも美味しいから買いますよ。
せめて日本でも50円以上で全然アリだと思います。
また、「近所のスーパーでは16円で売っていた」という報告や、中には1円で投げ売りされている例も……。
ウチの近所のスーパー、もやし大体1袋16円とかなんだけど。大丈夫なのかなもやし業界…
— migi. (@Biscuit1204) 2017年3月17日
SARUの近くのファミマでもやし安売りしとる pic.twitter.com/xFcJBVD2x4
— ぼにゅうくん (@sya_gomiwa) 2016年10月1日
そんなこともあり、50円~70円程度でも「買う」という声が多く上がっているもやし。
中には『アイドルマスター』の高槻やよいが「もやしパーティー」をしていることもあり、過去のイベントにて300円で発売されていたことを紹介するツイートや、コラボをすすめる声もありました。
「安すぎる!!お願いだからもう少しスーパーで高く売ってくれ!!」と訴えるもやし業界の人たちに教えてあげたいもやしの錬金術方法 pic.twitter.com/GTzQkqJCJl
— ねくま (@nekuma221) 2017年3月17日
野菜炒めや焼きそばなど、多様に使える万能食材なもやしだけに、生産者の窮状の訴えが消費者の理解を得られるのか注目されます。
もやし生産者協会
http://www.moyashi.or.jp/ [リンク]