ピクサーが贈る最新アニメーション映画『ココばあちゃんのバラード』のファースト・トレーラーによると、同作は音楽とメキシコ民族の伝承文化とのマジカルなメドレーになることが暗示されている。
トレーラーでは、音楽が禁じられた家庭に育ちながらもミュージシャンになることを夢見る少年ミゲル(新人アンソニー・ゴンザレス)が、憧れの歌手エルネスト・デ・ラ・クルーズの聖廟の前でギターをかき鳴らす姿が映し出される。
一見すると、ミゲルは伝説の歌手の霊廟で亡くなったかのように見える。壁からクルーズのギターを外してコードを奏でると、ミゲルはこの世の物とは思えない世界へと迷い込む。死の国でヘクター(ガエル・ガルシア・ベルナル)という名のチャーミングな詐欺師と出会ったミゲルは、ミゲルの家族の歴史の背後にある本当の物語を解き明かすために、共に壮大な旅に出発する。
同作は、映画『トイ・ストーリー3』のリー・アンクリッチ監督が、メキシコの祝日であるディア・デ・ロス・ムエルトス(死者の日)の祝祭から着想を得たものだ。トレーラーでは、ミゲルが骸骨頭の女性の幽霊(彼女はミゲルが自分の姿を見れることにショックを受けているようだ)と出会うなど、作品における死のテーマとの遊び心溢れる関係性を示している。
トレーラーには魅力的なアニメーション、ほろ苦いストーリー、ミゲルと一緒に死の国に迷い込んだおバカで愛すべき相棒の犬など、ピクサー映画の特徴的なシーンがいくつも登場する。
ティザー・トレーラーは以下: