6月11日、民主党山梨県連(@KenrenMinsyu)が『Twitter』アカウントで
「『海外ではレストラン検索サイトで車椅子で利用できるかが判るのに日本ではできない』五体不満足の著者である乙武氏の言葉である。
健常者は障がい者の事をわかっているようでわかっていないと感じた。
障がいを持つ人もそうでない人もすべての人が安心して暮らせる社会づくりが政治の急務であると思う。」
とツイートした。ガジェット通信は10日夜に
乙武さん「海外サイトは車椅子OKか検索できるが日本はない」ぐるなび・楽天「あるよ」
という記事で、検索サイトの件について乙武さんの間違いを指摘させていただいた。
上記ツイートに対し、『Twitter』上ではすぐに
「ホットペッパーやぐるなびなどちゃんと検索できます」「ちょっと調べればぐるなびホットペッパー楽天とたくさんあるのに、ちゃんと調べもしないでこういうこというのは一番信用されません。そして障碍者の現状に無知であることを証明しているように見えます。そんな人達が語る政治ですか…」
「少し調べればわかることを調べようともせず、乙武氏の言うことだから間違いないのだろう、ここはひとつ乗っかって自分達の存在をアピールしておこうと考えるあなた方のような人達が政治に関わらず、すべての人が安心して暮らせる社会づくりが政治の急務であると思います。」
といった返信が寄せられた。
すると、民主党山梨県連は
「各検索サイトで車椅子利用はわかるみたいですね。失礼しました。」とツイートし、先述のツイートは削除した。
ちなみに、このツイートの前には
「AKB48の総選挙が行われた。今回は色々な問題で苦労した指原さんがセンターポジションを奪取した。民主党も様々な問題があった。この経験を基に再び政治のセンターポジションに就けるよう努力して行く。」
という、なんとも反応に困るようなツイートをしていたりする。
当の乙武さんは、6月11日に自身のホームページにて
という文章をアップ。自身の「僕は海外にもよく行きますが、インターネットのホテルやレストラン検索サイトで『車椅子で行けるかどうか』という条件検索ができる。でも、日本のサイトにはないんです。」という発言について、「読者から指摘を受けて調べたところ誤りであった」と認め謝罪した。そして、
「結果的に誤った発言をしてしまったことには深く反省するばかりですが、こうしていくつかのサイトでバリアフリー対応のレストランや宿泊施設が検索できるようになっていたことには大きなよろこびを感じるとともに、社会の進歩を感じます。こうしたサービスが広く普及することで、障害のある人々が気兼ねなく外食したり、旅に出かけたりすることができる社会の実現に近づくことを切に願っています。」
と結んでいる。
※画像は『Twitter』より引用
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