7月31日より全国順次公開となる超能力リベンジホラー『マインズアイ』より、予告編が到着。デヴィッド・クローネンバーグのSFホラー『スキャナーズ』の21世紀版とも称される今作は、『スキャナーズ』顔負けの“頭部爆破シーン”のほか、リアルかつ斬新なホラーSF演出が海外で熱狂的な支持を得ているとのこと。
ストーリーは、強力なテレキネシスのパワーを持つ男と、その力を兵器化しようとする研究所、人類史上最強の念力を得ようとする狂った研究者、そして同じく念力を持つ能力者たちをめぐる、血まみれの争いを描いたもの。予告編では残念ながら(?)頭部爆破シーンは収められていませんが、サイコキネシスを使ったド派手でグロテスクなバトルががっつり盛り込まれております。
監督・脚本は2015年のホラー秘宝まつりで上映された『人間まがい』のジョー・ベゴス。主演も同じく『人間まがい』のグレアム・スキッパーです。出演陣には『喰らう家』や『肉』など近年の良作ホラーに多数出演しているイイ顔の名脇役ラリー・フェセンデンも名を連ねております。
映画『マインズ・アイ』は7月31日(日)より、新宿シネマカリテの映画祭『カリコレ』ほかにて全国順次公開です。どうぞお楽しみに!
『マインズ・アイ』
<ストーリー>
1980 年代までにアメリカでは多くの念力(サイコキネシス)に関する事例が報告されていた。その現象を兵器化するため、民間の研究所に連邦予算が投じられた。その研究と育成指導が進むにつれ、超能力者による抵抗も激しさを増していった。
90 年11 月-。尋常でないテレキネシスのパワーを持つ男ザックは、職務質問中に挑発してきた警官に念力で抵抗し、現行犯で捕まってしまう。そんな彼の念力の強さに注目した研究者のスロヴァク博士は、研究に協力すれば刑を逃れることができるとザックに持ちかける。しかし、スロヴァクの真の目的は超能力者たちの髄液を集め自らに注入し、人類史上最強の念力を得ることだった。スロヴァクの野望に気づき、さらには、自らと同じく強い念力を持つガールフレンドのレイチェルまでもが研究所に捕えられていることを知ったザックは、彼女を助け出し、スロヴァクに血まみれの復讐を果たすことを決意する。果たして、この比類なきサイキック・ウォーは、いかなる戦慄の結末を迎えるのか―。
2015 オースティン・ファンタスティック映画祭<最優秀監督賞>受賞
2015 トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス上映作品
監督/脚本:ジョー・ベゴス(『人間まがい』)
主演:グレアム・スキッパー(『人間まがい』) /ローレン・アシュリー・カーター/ラリー・フェセンデン/ジョン・スペレダコス
2015 年/アメリカ/英語/スコープサイズ/87 分/原題:The Mind’s Eye
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