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ファーファといえば、誰でも知っている柔軟剤のブランド。
そのファーファを展開するNSファーファ・ジャパンが今度は新しい洗剤を9月5日から発売するというので、一足お先に試してみた。
すでに洗剤できれいに洗えるという点においては、ほぼ横一列でどのメーカーも工夫をこらしているのは当たり前として、他のニーズをいかに実現させ付加価値を高めていくかという段階に入ったといっても過言ではないだろう。
柔軟剤の香りを楽しみたいのだが、残念ながらすすぎの段階で香りの成分は多く流されてしまうという。
そこで、洗剤に香り吸着成分をを配合し、柔軟剤の香りを引き立てるという洗剤を開発したようだ。
その商品である「ファーファ ファインフレグランス ウォッシュ」(以下、ファインフレグランス洗剤と表記する)を検証してみた。
柔軟剤はなんでもよく、ファーファブランドに依存するものではないということだったが、とりあえずファーファ ファインフレグランス ボンコンジェという柔軟剤を使用した。
同じ材質でデザインだけが異なる新品未使用タオルを2枚用意し、一方をファインフレグランス洗剤で洗った。
もう一方は、ベビーファーファという赤ちゃん用洗剤だが一般の洗剤を使用して洗った。
この検証は洗剤の力を試すものではないので、あくまでも香りがどうなっているかという点だけを考慮したものである。
記者がにおいを確認した感じでは、確かにファインフレグランス洗剤のほうが1日中香りを強く感じた。
しかし、記者一人の感覚では「個人的な感想」で終わってしまい、また洗い立てではどちらもよくわからないので、ファインフレグランス洗剤で洗ったタオルを乾燥させて密閉したうえで48時間置いた。そして一般の洗剤で洗った方は同条件で24時間置いた。つまり、ファインフレグランス洗剤のほうが24時間多く時間が経過しているという状態にした。
この状態で、どちらを何で洗ったのかを知らせていない「鼻には自信ある!」と豪語する女子に比較したもらった。
5分経過。まるで警察犬のようにクンクンしていたが、結局よくわからなかったようだった。
別の女子にも比較してもらったが、判別不能なようだった。
ということで、24時間以内であればファインフレグランス洗剤のほうが強く香りが残り、48時間経過すると一般の洗剤で洗った24時間程度の香りと大差なくなるという結果になった。
ただし、48時間におよんで服を着続けることはあまりないと思われるので、24時間以内であればファインフレグランス洗剤のほうが、いい香りが持続すると言えるだろう。
好みの柔軟剤の香りを1日中、身にまといたい意識の高い方には選択してもよい洗濯洗剤といえるのではないだろうか。
※写真は全て記者撮影
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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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