テレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』が終わりを迎えることを一番悲しんでいるのは、同シリーズで当初からサンサ・スタークを演じているソフィー・ターナーだろう。
ブロンドの新人女優(映画の役の為に髪の色を元に戻したが)のターナーは、米ケーブルテレビ局HBOの大ヒットテレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』のラスト2シーズンについて、自身の思いを語った。
ターナーは、「私たちは、シーズン7かシーズン8がラストシーズンになることを常に感じていました」と、Pixhugが提供するパワー・オブ・ヤング・ハリウッドのイベントで本紙ヴァラエティに説明した。また、「本当に悲しい。『ゲーム・オブ・スローンズ』の無い人生なんて考えられない。毎夏、家族のもとを訪れるように、私にとってこの番組は家族同然だっただけではなく、安定を保つための必須事項でもある。この番組が終わったら、これからどうなるのか本当に分からない。自分が何をすべきか分からなくて、もしかしたらとても深く落ち込んでしまうかも知れない。とても奇妙な感じになると思う。皆も本当に寂しくなると思う」と、語った。
ターナーは、シーズン7の脚本を手にしたばかりだと明かし、演じる役がどんな方向に進むのかヒントを出した。ターナーは、「最後のシーズンが残されているから、本当にどうなるか分からない。たくさんのオプションがある」と語り、「リトルフィンガーと逃げ、残酷な悪役になるかもしれない。もしくは、弟のジョンと手を組むことも有り得るでしょう」と、続けた。
『ゲーム・オブ・スローンズ』は、ストーリーの中心のキャラクター達が死ぬことで悪評がたっているが、ターナーも、サンサの死が描かれる可能性を考えた。
ターナーは、「他の誰も登場しない、私の死の長いワンシーンとなり、長くゆったりとした死のエピソードになるわね」と、ジョークを言った。「そして、それはラストシーズンの最終話になるでしょう」と、続けた。
サンサの運命にかかわらず、ターナーは、すでにウェスタロス大陸の外の世界に飛び出し、今夏のスーパーヒーロー大作映画『X-MEN:アポカリプス』に出演し、フェニックス役を演じた。もし、このミュータントの力を持っていたらどうするのかを尋ねたときのターナーの答えに注目だ。
If @SophieT had the powers of her character Phoenix, she would… take on Donald Trump. #PowerOfYoungHollywood https://t.co/5BitDvYep0
— Variety (@Variety) August 17, 2016
本紙ヴァラエティのパワー・オブ・ヤング・ハリウッドの様子はこちら。