ジョニー・デップ、デイジー・リドリー、ジュディ・デンチ、ミシェル・ファイファー、そしてマイケル・ペーニャが、米20世紀FOXが手掛ける、アガサ・クリスティによる小説の映画化作品『Murder on the Orient Express(原題)』に出演する。
本作には、ルーシー・ボーイントン、トム・ベイトマン、デレク・ジャコビ、そしてブロードウェイ・ミュージカル『Hamilton(原題)』で知られるレスリー・オドム・Jrも出演する。監督のケネス・ブラナーは、探偵のエルキュール・ポアロ役を演じる。アンジェリーナ・ジョリーは6月に出演交渉に入っていたが、出演を辞退した。
ブラナー監督は「クリスティの殺人はミステリアスで、人の心をつかんで離さず、不安にさせる」とコメント。そして「暗い物語を新たな観客に向けて蘇らせるために、この俳優陣を迎えることができて光栄だ 」とも語った。
製作は今年の11月に始まる。
ブラナー監督、リドリー・スコット、サイモン・キンバーグ、マーク・ゴードン、マイケル・シェイファー、アディッティア・スード、そしてジュディ・ホフランドがプロデュースを手掛ける。マイケル・グリーンが脚本を執筆し、スティーブ・アスベルがFOXのために製作を統括する。
アガサ・クリスティによる小説は1934年に出版され、著名な列車の中で起きる殺人事件を描いた。ベルギー人の探偵エルキュール・ポアロは、乗客の中に多くの容疑者が存在する事件の解決を託される。
アガサ・クリスティ・リミテッドのジェームズ・プリチャードとヒラリー・ストロングが、エグゼクティブ・プロデューサーを務める。