ロバート・パティンソン、パトリシア・アークエット、ミア・ゴスが出演するSFスリラー映画『High Life(原題)』が、アンドリュー・ローレン・プロダクションからの資金調達を受け、2017年春に製作に入ることが決定した。
アメリカン・フィルム・マーケット(AFM)で、同社は、フランス出身の映画監督クレール・ドニの初の英語作品である『High Life(原題)』のプロデュースと資金調達のために、アルカトラズ・フィルムズ、パンドラ・フィルム・プロダクション、ジ・アポカリプス・フィルムズ、マッドアンツと提携することを発表した。同作は現在、米国外の海外セールスを担当するワイルド・バンチから十分な資金調達を受けている。
同作は、有罪を宣告された犯罪者たちが、刑務所に入るのと引き換えに宇宙船でブラックホールへ向かう危険な任務に挑むというストーリーだ。
アンドリュー・ローレン・プロダクションのアンドリュー・ローレンと、共同パートナーのD・J・グッゲンハイムは、アルカトラズ・フィルムズのローレン・クラークとオリヴィエ・テリ=ラピネ、パンドラ・フィルム・プロダクションのクラウディア・ステファンとクリストフ・フリーデル、ジ・アポカリプス・フィルムズのオリバー・ダンジーと並んで同作をプロデュースする。マッドアンツのクラウディア・スメイジャも共同プロデュースを手掛ける。
『High Life(原題)』は、フランスではアルテ・フランス・シネマ、フランス国立映画センター、ドイツではNRWフィルム財団、メディエンボード・ベルリン・ブランデンブルク、Filmförderungsanstalt、アルテ/WDR、DFFFの協力を受け、イギリスでは英国映画協会、アルタリスと共に開発し、ポーランドではポーランド映画協会が資金調達を担当する。
アンドリュー・ローレン・プロダクションは、米ワーナー・ブラザースと共にSFコメディ映画『The Shower(原題)』を開発中で、さらに、テイラー・シェリダンが脚本を手掛けるタイトル未定の2本のプロジェクトを進行中だ。同社が手掛けた作品には、映画『The Spectacular Now(原題)』、映画『イカとクジラ』、セカンドライフのドキュメンタリー映画『Life 2.0.(原題)』が含まれる。
CAA(クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシー)が今回の取引の仲介を手掛け、米国内における配給権利の代理人を務める。アンドリュー・ローレン・プロダクションは、デイビット・ボイル弁護士を代理人としている。