auが11月に発売したLGエレクトロニクス製スマートフォン『isai Beat』。2013年に発売された第1弾製品からハイレゾ音源の再生機能を搭載するなど、充実したサウンド機能が特徴のシリーズですが、『isai Beat』はBang & Olufsenのセカンドライン“B&O PLAY”ブランドを冠し、高音質にこだわって開発された製品です。『isai Beat』はなぜ音質にこだわるのでしょうか? LGエレクトロニクス担当者にお話を伺いました。
質問に回答していただいたのは、LGエレクトロニクス・ジャパン モバイルコミュニケーションチーム 課長 金希哲氏。
『isai Beat』は、LGのフラッグシップモデル『V20』を日本市場向けにカスタマイズしたスマートフォン。B&O PLAYがサウンドをチューニングし、原音に忠実な音の再生を実現しています。LGとB&O PLAYの関係は『V20』の前モデル『LG G5』にさかのぼり、ハイレゾ音源の再生を可能にする外付けのオーディオモジュール『LG Hi-Fi Plus with B&O PLAY』(以下『Hi-Fi Plus』)の提供から両者のパートナーシップが始まっています。
参考記事:
LGとバング&オルフセンがこだわりのハイレゾ音質を語る スマートフォン『isai Beat』体験会レポート[PR]
http://getnews.jp/archives/1574023
――『isai Beat』では『Hi-Fi Plus』に続いてB&O PLAYによるサウンドのチューニングを行っています。『LG Hi-Fi Plus』の市場での反応や評価はどうだったのでしょうか
金氏:海外で発売した『LG G5』には、弊社が“フレンズ”と呼ぶいくつかのモジュールがあります。その中で『Hi-Fi Plus』の人気は上位であり、その音質にも好評を頂いております。
――『Hi-Fi Plus』が市場で高い評価を受けたことを受けて、再びB&O PLAYがサウンドをチューニングした端末を作ることになったのですね。『isai Beat』同様にハイレゾ音源の再生にも対応する、高音質をうたったスマートフォンは他社も販売していますが、競合に対して『isai Beat』が優位な点を教えてください
金氏:デジタル信号をアナログに変換する際に発生するノイズを大幅に削減し、クリアな音質を実現するESS社製のQuad DACを搭載していることです。今回は外付けではなく、専用のDACを内蔵することにしました。
参考記事:
auスマートフォン『isai Beat』レビュー:サウンド機能編 Bang & Olufsenがチューニングしたこだわりの音をチェック[PR]
http://getnews.jp/archives/1578495
――無料の音楽ストリーミングサービスが利用者を集めるなど、スマートフォンユーザーは音質より音楽を聞くことの手軽さを求めているように感じます。そんな中、『isai Beat』はサウンド、高音質にこだわるのはなぜなのでしょうか
金氏:『isai Beat』のメインターゲットは音楽が大好き、かつ良い音を求めるユーザーです。ストリーミングで手軽に音楽を聞くユーザーがいる一方で、ハイレゾ音源や高級イヤホンで音楽を楽しむヘビーユーザーは一定数存在しています。『isai Beat』は後者をターゲットとしているのです。
――『isai Beat』はデザインも目を引きます。デザインのこだわりのポイントを教えてください
金氏:高級オーディオを意識したメタル素材とカラー、持ちやすさを重視したラウンドシェイプがポイントです。是非店頭で手に取ってみてください。
――サウンド、デザインのほかに、手に取ったらまずここを見てほしいという機能はありますか?
金氏:広角撮影に対応したカメラですね。風景や狭い空間での撮影に活躍します。
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auスマートフォン『isai Beat』レビュー:先進機能編 Android 7.0を搭載した充実のパフォーマンスをチェック[PR]
http://getnews.jp/archives/1580156
――『isai』はauオリジナルで展開しているブランドですが、『isai Beat』はグローバルで展開する『V20』から日本市場向けにどのような点をカスタマイズしているのでしょうか
金氏:『V20』は5.7インチのディスプレーサイズなのですが、『isai Beat』は約5.2インチにしています。これは日本のユーザーが使いやすいサイズを意識したためです。日本のユーザーからニーズが高い、防水機能にも対応しています。
――『isai』シリーズへの思いや、こだわりがありましたら教えてください
金氏:『isai』シリーズは“異才”を出発点として、ユーザーに良い意味で他と差別化された製品を提供しようとしてきました。過去にはユーザーインタフェース、ディスプレー、筺体の素材などでそれを実現しています。今回は“音質”をテーマとしました。是非、その高音質を実際に体験してみてください。
画像:『isai Beat』ウェブサイトより引用
LG isai Beat LGV34 | 携帯電話/スマートフォン/タブレット | LGエレクトロニクス・ジャパン
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