最近では同人誌即売会でアニメやマンガ、ゲームなどのグッズを頒布するサークルが増えています。同人専門の印刷所やグッズ制作サービスを利用するケースも多くなっているようです。とはいえ、同人活動それ自体が著作権法に関してグレーな中で行われているということを、ともすれば忘れがち。
そんな中、ある『Twitter』ユーザーが同人グッズを制作・頒布する際の注意点をイラストでまとめています。
同人グッズ作成時にちょっと頭の隅に置いといて欲しいことザックリまとめ
二次創作自体がグレーなのはみんなわかってる前提で、とくに作っちゃうとグレー飛び越して真っ黒になっちゃうことだけ pic.twitter.com/0JkjW9ipmQ
— きつき (@mtrsumi) 2017年3月21日
ここで指摘されているように、原作からのトレースやマークなどをそのままグッズにするのはNG。デザインをまねて二次創作をするのもアウトです。また、ストラップなどで見かける「つままれ」は株式会社コスパが商標登録をしており、似たものを作ると商標権に抵触します。立体フィギュアも『ワンダーフェスティバル(WF)』や版権の許可を得るなど、手続きが必要です。
ツイート主は「ジャンルによってオッケーなところもある」「とにかくうまくやってくれとしかいえない……」と注意喚起。楽しい同人ライフを贈るためにも、原作へのリスペクトと著作権について理解をした上で活動することが、サークルには求められているといえそう。また、一般参加者側も、安易にグッズ製作者に対して「○○を作って!」といったことを求めることも注意すべきなのではないでしょうか。
※画像は『Twitter』より
https://twitter.com/mtrsumi/status/844204265191088128 [リンク]