「酒は百薬の長」といいますが、飲み過ぎのなると考えもの……。場合によっては家族崩壊や友だち付き合いに影響が与えることもあるのでは?
2017年4月18日に『チャンピオンクロス』で第一話が公開された菊池真理子さんの『酔うと化け物になる父がつらい』では、アルコール依存症の父と新興宗教信者の母のもとに育った著者が「いつしか自分の気持ちを上手に偽ることができるようになっていた」様子が描かれて、胸が痛くなります。
実録アルコール依存エッセイ「酔うと化け物になる父がつらい」新連載がはじまりました。家族、恋人、友人、身近な人の飲酒でイヤな思いをしたことがある方たち、ぜひ感想お聞かせください。https://t.co/aSVBpXJzkt<1/2> pic.twitter.com/woPA0aTa8L
— 酔うと化け物になる父がつらい【公式】 (@marikosano_o) 2017年4月18日
菊池さんによると、このマンガを描くきっかけになったのは、アルコール外来の取材だったとのこと。
「酔うと化け物になる父がつらい」連載のきっかけになったのは、アルコール外来の取材でした。父は、アルコールによって壊れていたのかも、と気づいた瞬間。<1/2> pic.twitter.com/ok5L2dR4kk
— 酔うと化け物になる父がつらい【公式】 (@marikosano_o) 2017年4月11日
「酔うと化け物になる父がつらい」連載のきっかけになったのは、アルコール外来の取材でした。父は、アルコールによって壊れていたのかも、と気づいた瞬間。<2/2> pic.twitter.com/hYxRr5lrxO
— 酔うと化け物になる父がつらい【公式】 (@marikosano_o) 2017年4月11日
これには、同様の経験をした人から「よく描いた」といった賞賛のほか「本編つらい。人に迷惑かけるほどお酒飲んじゃ駄目だ」「超えちゃいけない線がある」といった感想のほか、家族が肝硬変などアルコールが原因の病気になって亡くなった人やリハビリ中の人からの感想が『Twitter』に寄せられています。
ここではネタバレは避けますが、1話の最後では衝撃の結末が待っています。酒飲みだと自認する人ほど、一読する価値のあるマンガといえるのではないでしょうか。次回の更新は2017年5月2日。この後の展開にも注目です。
菊池真理子『酔うと化け物になる父がつらい』(チャンピオンクロス)
http://chancro.jp/comics/bakemono [リンク]