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古谷実原作のマンガ『わにとかげぎす』がTBS『テッペン!水ドラ!!』枠(7月クール、毎週水曜深夜23:56~24:26)でドラマ化されることが決定しました。

古谷実といえば『行け!稲中卓球部』や『グリーンヒル』、『ヒミズ』『シガテラ』『ヒメアノ~ル』『サルチネス』、そして最近では『ゲレクシス』など、いずれも唯一無二の世界観の作品で根強い人気を誇っている作家です。その中でも『わにとかげぎす』は2006年に発表された連載6作品目。

『ヒミズ』や『ヒメアノ~ル』は映画化もされましたが、連続ドラマ化される古谷実作品は本作『わにとかげぎす』が初です。

38歳童貞独身と小説家志望の美女

主人公・富岡ゆうじを演じるのは有田哲平(くりぃむしちゅー)。「ずっと日の当たらぬ生活」を送ってきたショボクレ警備員の富岡は38歳で童貞、独身。そんな富岡は“没な人生”にお別れするために「友達づくり」に奮起するも、アクシデントの連続で思わぬ方向へ人生が転がっていきます。
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富岡にまさかの一目惚れをする謎の隣人女性、羽田に扮するのはなんと本田翼。ウェブライターで小説家志望の彼女と富岡の人生はどんなふうに交差するのでしょうか。

また、原作ファンとしては古谷氏特有の“振り切れた人物表現”がどこまで再現されているのか非常に気になるところ。古谷作品特有のアクがありつつも含蓄深い“ケレン味”にも期待です。

ちなみに「ワニトカゲギス目(もく)」というのは魚の分類のひとつで、そのほとんどが深海魚とのこと。納得?!
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有田哲平コメント

ドラマ出演のオファーを頂いた際、考えるよりも前に“やります!!”と返事をしてました。どういうことなんだろう? なぜ僕が主演なんだろう? とは思ったのですが、悩んでる間に相手の気が変わるかもしれないんで、やりますよ! って言ってしまったのかな(笑)。
原作は人間の深い部分をついていて、恋愛も含めシリアスな人間ドラマ。笑える部分もたくさんありますけど、古谷さんの作品の重みはハンパなくて“この作品をやるんだ”という責任を感じますね。
(中略)
ドラマのいろんな部分で自分自身と照らし合わせてみてしまうシーンがあると思うんで、割と等身大で見ていただけるのではないかと思っています。初々しい僕を見てください!

本田翼コメント

まず最初に有田さんが主演のドラマと聞いてびっくりしたのと同時に“面白そう”と思いました。
この作品でご一緒できるのがとても楽しみです。
原作をとても大切にしている台本なので原作ファンの方はもちろん楽しんでいただけると思いますし、原作を知らない方でもドラマを見た方みんなが、孤独に怯え自分の人生を変えたいと葛藤しながら生きる有田さん(演じる富岡というキャラ)にどこか共感してしまい、応援したくなる、そんな作品だと思います。
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私が演じる羽田という役は独特で、感覚がつかみづらい性格。役作りが難しいですがちょっと変な違和感と孤独の中にいる富岡さんを背後から引っ張り出す力強さを出せたらいいなと思います。
普通じゃない人たちがたくさん出ていて、でもなんだかとても生々しい、そんな作品です。放送を楽しみにしていてください。

番組概要
タイトル:テッペン! 水ドラ!!『わにとかげぎす』
放送枠:毎週水曜深夜23時56分~24時26分 (7月クール)

あらすじ:
深夜のスーパーマーケットで警備員をしている富岡(有田哲平)は、日々の生活に疑問と不安を覚え、孤独は罪だと自覚する。ある夜、流れ星に「友達が欲しい」と願うものの、現れたのは、富岡に一目惚れする謎の隣人女性・羽田(本田翼)。その気持ちに全く気付かない“最強に最弱な男”富岡。果たして二人の恋は始まるのか――。
さらに、人生放浪者と称するホームレスのオヤジ(光石研)の出現や、「お前は一年以内に頭がおかしくなって死ぬ」という謎の脅迫状により、富岡の人生は一変していく……。

(C)TBS

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