NTTドコモは2013年10月10日に『2013-2014冬春モデル 新商品・新サービス発表会』を開催し、新モデルとしてスマートフォン10機種とタブレット1機種、フィーチャーフォン2機種、フォトパネル1機種、モバイルWi-Fiルータ2機種の16機種をお披露目。全機種2日間以上の実使用時間を実現したというモデルの中から『AQUOS PHONE ZETA』『ARROWS NX』『XPERIA Z1 f』の3機種を特に「おすすめ」として実販売価格1~2万円の間で展開することになりました。
また、ネットワーク・デバイス・OS・キャリアを問わず使える新サービスとして『docomo ID』を2014年3月までに対応することも発表。『dマーケット』もファッション、トラベル、キッズの3ストアが順次オープンになります。
ここでは、発表会の模様のレポートをお届けします。
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http://getnews.jp/archives/433163
●全機種が2日間以上、最長で3日間以上の実使用時間を達成! 『Xi』は受信時最大150Mbpsに対応
発表会では、ドコモの加藤薫代表取締役社長が登壇。「スマートライフのパートナーとして、お客さまや家族の生活、社会をもっとHAPPYに」というテーマのもと、新機種と新サービスを展開することを強調しました。
2013年9月より、従来の周波数帯に加えて1.7GHzの運用を開始したことによりクアッドバンドとなったドコモ。高速データ通信サービス『Xi』が受信時最大150Mbpsに東名阪エリアから順次提供になり、2013年12月末には山手線全駅で利用可能になります。『docomo LTE X1』も2013年10月末に100Mbps超サービスを全都道府県で拡大される予定。会場では「目指すのは強さだ」というCMが披露され、より速さと快適さを強化されたことをアピールしていました。
また、新たなホームアプリとして、『docomo LIVE UX』を搭載。ホーム画面にアプリやウィジェットを配置する際に、アプリ一覧を同時に表示できて、より直感的に操作できるようになったほか、さまざまな情報が雑誌形式に表示される検索サービス『マイマガジン』も2013年11月上旬以降から提供されます。
新たにリリースされるスマートフォンは、全機種が実使用時間2日間以上。その中でも、『AQUOS PHONE ZETA』『ARROWS NX』『XPERIA Z1 f』『GALAXY Note3』『G2』の3機種は実使用時間3日以上をうたっています。加藤社長は「各メーカーにも電池の持ちをお願いした」として、ドコモとして特にこだわった部分であると述べていました。
●新開発IGZOシステム&大容量バッテリー搭載の『AQUOS PHONE ZETA』
「防水や電池のもちで特徴のあるものを選んだ」(加藤社長)という3機種のひとつ、『AQUOS PHONE ZETA』は2013年11月下旬より発売。新開発のカラーフィルタとIGZOエンジンにより、省エネ効果が約20%アップ。カメラもF1.9相当のレンズを搭載して夜景にも強く、従来比約1/2となる約0.5秒でキャッチできる高速オートフォーカスなどカメラ機能も充実しています。
また、端末を持つだけで着信音を自動的に小さくすることなどが可能な「グリップマジック」を採用。会議中に着信があり慌てることなく消音できたり、すぐに時間を確認したりすることもできます。
前身モデルの4.8インチから5.0インチと少し大きくなったディスプレイ。明るさと画質が進化しているということで、ワンセグやゲームを楽しむ際にも威力を発揮しそうです。
『AQUOS PHONE ZETA』主な仕様
寸法:高さ 約141mm×幅 約70mm×厚さ 約 8.9mm
質量:約139g
3G連続待受時間(静止時[自動]):約 700時間
LTE連続待受時間(静止時[自動]):約 580時間
GSM連続待受時間(静止時[自動]):約 590時間
連続通話時間(3G/GSM):約 910分/約 800分
メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類):約 5.0インチ/横 1080ドット×縦 1920ドット・フルHD/TFT液晶(IGZO)
バッテリー容量:3000mAh
外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB) microSDHC(32GB) microSDXC(64GB)
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 1630万/約 1590万)
内側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 210万/約 210万)
CPU(チップ名/クロック):MSM8974/2.2GHz クアッドコア
OS:Android 4.2
ドコモminiUIMカード:対応
カラー:Nevy Red White
また、上位機種の『AQUOS PHONE EX』は2014年1月発売予定。高密度487ppiを実現し、超高最密度でリアルな表現ができる4.5インチフルIGZOディスプレイを搭載し、防水や音質も追求したモデルとなっています。
『AQUOS PHONE EX』主な仕様
寸法:高さ 約 128mm×幅 約 63mm×厚さ 約 9.8mm
質量:約 122g
3G連続待受時間(静止時[自動]):未定
LTE連続待受時間(静止時[自動]):未定
GSM連続待受時間(静止時[自動]:未定
連続通話時間(3G/GSM):未定/未定
メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類):約 4.5インチ/横 1080ドット×縦 1920ドット・フルHD/TFT液晶(IGZO)
バッテリー容量:2120mAh
外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB) microSDHC(32GB) microSDXC(64GB)
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 1310万/約 1280万)
内側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 120万/約 120万)
CPU(チップ名/クロック):MSM8974/2.2GHz クアッドコア
OS:Android 4.2
ドコモminiUIMカード:対応
色:Magenta White
●直射日光の下でもみやすいWhiteMagicディスプレイのラウンドフォルムモデル『ARROWS NX』
2013年10月24日発売予定の『ARROWS NX』は、「快適を極めたストレスフリーなスマホ」として、WhiteMagicディスプレイと大容量バッテリーを搭載。従来機より、消費電力が45%オフになる一方で、電池容量が2013年春モデルの2420mAhから3200mAhにアップしています。
ラウンドフォルムで手になじみやすいデザイン。見た目にも高級感があります。UIのシンプルさにもこだわりがあり、指紋認証のセンサーも起動がより高速になっているとのこと。
『ARROWS NX』主な仕様
寸法:高さ 約 140mm×幅 約 70mm×厚さ 約 10mm
質量:約 150g
3G連続待受時間(静止時[自動]):約 850時間
LTE連続待受時間(静止時[自動]):約 670時間
GSM連続待受時間(静止時[自動]):約 670時間
連続通話時間(3G/GSM):約 780分/約 780分
メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類):約 5.0インチ/横 1080ドット×縦 1920ドット・フルHD/TFT液晶(WhiteMagicTM)
バッテリー容量:3200mAh
外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB) microSDHC(32GB) microSDXC(64GB)
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 1310万/約 1300万)
内側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 130万/約 120万)
CPU(チップ名/クロック):MSM8974/2.2GHz クアッドコア
OS:Android 4.2
ドコモminiUIMカード:対応
色:White Blue Black Magenta
●4色展開&コンデジクラスのカメラ搭載の『XPERIA Z1 f』
2013年12月下旬発売予定の『Xperia』の新機種『Z1f』。約127mm×約65mmというコンパクトさながら、ディスプレイの画質や音質は高レベル。
とりわけカメラにはコンパクトデジタルカメラ相当のセンサー、画像処理エンジンBIONZ、F2.0のGレンズを搭載し、屋内や夜景でもフラッシュなしでの撮影が可能とのこと。シャッターを押した前後1秒間に61枚撮影できる連射機能やARエフェクトなど、あらゆるシーンの撮影に対応できるモデルといえるでしょう。
シャープなシルエットはこれまでのモデルを踏襲している『XPERIA Z1 f』。ガラス素材のバックパネルとアルミ素材のフレームで持ちやすく、シンプルなホワイト・ブラックとビビットなライム・ピンクのどちらでも存在感のあるモデルになっています。
『XPERIA Z1 f』主な仕様
寸法:高さ 約 127mm×幅 約 65mm×厚さ 約 9.4mm
質量:約 140g
3G連続待受時間(静止時[自動]):未定
LTE連続待受時間(静止時[自動]) :未定
GSM連続待受時間(静止時[自動]):未定
連続通話時間(3G/GSM):未定/未定
メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類):約 4.3インチ/横 720ドット×縦 1280ドット・HD/TFT液晶(トリルミナス®ディスプレイ for mobile)
バッテリー容量:2300mAh
外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB) microSDHC(32GB) microSDXC(64GB)
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 2070万/約 2070万)
内側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 220万/約 210万)
CPU(チップ名/クロック):MSM8974/2.2GHz クアッドコア
OS:Android 4.2
ドコモminiUIMカード:対応
色:Lime Black White Pink
上位機種の『XPERIA Z1』は、2013年10月24日発売予定。こちらは『BRAVIA』で培ったトリルミナスディスプレイや高画質エンジンX-Realitを採用し、フルセグ放送やインターネット動画を豊かに再現できるほか、『WALKMAN』のアプリやバーチャルサラウンド技術により、コンサートホールにいるような音質を楽しむことができるハイエンドモデルです。
『XPERIA』ならではの光沢感がかっこいいこのモデル。カメラは『Z1 f』と同様の高性能を誇るので、普段から撮影や音楽・動画視聴にスマホを使い倒しているというユーザーにとっては有力な選択肢の一つになりそうです。
『XPERIA Z1』主な仕様寸法:高さ 約 144mm×幅 約 74mm×厚さ 約 8.5mm
質量:約 171g
3G連続待受時間(静止時[自動]):約 740時間
LTE連続待受時間(静止時[自動]):約 610時間
GSM連続待受時間(静止時[自動]):約 600時間
連続通話時間(3G/GSM):約 720分/約 760分
メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類):約 5.0インチ/横 1080ドット×縦 1920ドット・フルHD/TFT液晶(トリルミナス® ディスプレイ for mobile)
バッテリー容量:3000mAh
外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB) microSDHC(32GB) microSDXC(64GB)
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 2070万/約 2070万)
内側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 220万/約 210万)
CPU(チップ名/クロック):MSM8974/2.2GHz クアッドコア
OS:Android 4.2
ドコモminiUIMカード:対応
●日本特化デザインが魅力的な『GALAXY J』
2013年10月下旬発売予定の『GALAXY J』は、日本オリジナルのデザイン。「J」にはずばり日本の「JAPAN」と旅行の「Journey」、そして宝石の「Jewel」の3つの意味が込められているということ。コーラルピンク、サテンホワイト、ラピスブルーの三色が落ち着いた雰囲気なのは女性にも喜ばれそう。8フリックにより、ひらがな・英語・数字を文字入力キーボードを切り替えずに打つことができるというのもポイントが高いのではないでしょうか。
持ってみると、高級感ある手ざわり。ディスプレイの色彩を調整してくれて見やすいのも特徴です。
『GALAXY J』主な仕様
寸法:高さ 約 137mm×幅 約 70mm×厚さ 約 8.6mm
質量:約 146g
3G連続待受時間(静止時[自動]):約 390時間
LTE連続待受時間(静止時[自動]) :約 340時間
GSM連続待受時間(静止時[自動]):約 310時間
連続通話時間(3G/GSM):約 830分/約 690分
メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類):約 5.0インチ/横 1080ドット×縦 1920ドット・フルHD/有機EL液晶(Super AMOLED)
バッテリー容量:2600mAh
外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB) microSDHC(32GB) microSDXC(64GB)
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 1320万/約 1260万)
内側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 210万/約 207万)
CPU(チップ名/クロック):MSM8974/2.3GHz クアッドコア
OS:Android 4.3
ドコモminiUIMカード:対応
色:Coral Pink Satin White Lapis Blue
『GALAXY』のハイエンドモデル『Note 3』は2013年10月17日発売予定。付属のペンでの手書き入力に対応し、電話番号をメモしてワンクリックで発信したり、メモした住所の地図を検索したりすることが可能な「アクションメモ」機能や、アラームに時刻や電話帳の検索が可能な「ダイレクトペンインプット」機能、ウェブページやビデオ、音楽、写真などを囲むと保存できる「スクラップブック」機能などを実装しています。約5.7インチのディスプレイを活かしたマルチウインドウも魅力です。
ずっしりした質感の背面。かなりオトナな雰囲気を醸し出すモデルとなっています。
『GALAXY Note 3』主な仕様
寸法:高さ 約 151mm×幅 約 79mm×厚さ 約 8.3mm(最厚部 約 9.8mm)
質量:約 172g
連続待受時間(静止時):3G 約 470時間/LTE 約 410時間/GSM 約 380時間
連続通話時間(音声通話時):3G 約 1000分/GSM 約 860分
実使用時間:約 72.1時間
充電時間:約 150分
メインディスプレイ:約 5.7インチ フルHD 有機EL/未対応
バッテリー容量:3200mAh
外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB) microSDHC(32GB) microSDXC(64GB)
CPU:MSM8974 2.3GHz(クアッドコア)
OS:Android 4.3
ドコモminiUIMカード:対応
また、2013年10月17日には『GALAXY』シリーズと同期して、電話の発着信やメール・SNS・アラームなどの通知確認ができる腕時計型の端末『GALAXY Gear』が発売になります。
レトロモダンなデザインで、時間や天気も約1.6インチのディスプレイに表示。カメラ機能やスマホ追跡機能、音楽再生なども可能とのこと。『GALAXY』ユーザーならば導入を検討したいアイテムです。
●背面キーや手ぶれ補正搭載 使いやすさにフォーカスした『G2』
2013年10月10日より早くも発売される『G2』。5.2インチと大画面ながら、ラウンドフォルムで持ちやすく、Zerogap Touch技術により操作感やスムーズなタッチ感を追求したモデルになっています。
また、光学手ブレ補正機能内蔵の13M CMOSカメラが搭載。直感的な操作により動きながら撮影ができるようになっています。
電源キーや音量キーを背面に配置し、側面に何もキーがないという独特なデザインを採用。2回タップでディスプレイが起動します。このモデルも電池3日持ちで、海外旅行の際などにも威力を発揮しそうです。
『G2 L-01F』主な仕様
寸法:高さ 約 139mm×幅 約 71mm×厚さ 約 9.2mm(最厚部 約 10mm)
質量:約 145g
連続待受時間(静止時):3G 約 530時間/LTE 約 460時間/GSM 約 430時間
連続通話時間(音声通話時):3G:約 820分/GSM:約 760分
実使用時間:約 73.1時間
充電時間:約150分
バッテリー容量:2900mAh
外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB) microSDHC(32GB) microSDXC(64GB)
OS:Android 4.2
CPU:MSM8974 2.3GHz(クアッドコア)
miniUIMカード専用:対応
●『ドラクエⅧ』がプリインストールされているコラボモデル登場!
今回の目玉の一つといえるのが、名作ロールプレイングゲーム『ドラゴンクエスト』とコラボレーションしたモデルでしょう。
2004年に発表され、3Dグラフィックが採用された『ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君』のほか、オリジナルアプリ『ドラゴンクエスト いつでも冒険ダイス』もプリインストール。いつでもどこでも楽しめるので、まさに「身につける『ドラクエ』」といえそう。
5インチフルHDのディスプレイは、ゲームを楽しむには充分。裏にはさまざまなスライムやアイテム・紋章のシルエットがデザインされていて気分を盛り上げるのに一役買ってくれそうです。発売は2013年12月上旬予定とのことで、予約が集中することが予想されます。
『SH-01F DRAGON QUEST』主な仕様
寸法:高さ 約 141mm×幅 約 70mm×厚さ 約 8.9mm
質量:約 139g
3G連続待受時間(静止時[自動]):未定
LTE連続待受時間(静止時[自動]) :未定
GSM連続待受時間(静止時[自動]):未定
連続通話時間(3G/GSM):未定/未定
メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類):約 5.0インチ/横 1080ドット×縦 1920ドット・フルHD/TFT液晶(IGZO)
バッテリー容量:3000mAh
外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB) microSDHC(32GB) microSDXC(64GB)
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 1630万/約 1590万)
内側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 210万/約 210万)
CPU(チップ名/クロック):MSM8974/2.2GHz クアッドコア
OS:Android 4.2
ドコモminiUIMカード:対応
色:メタルスライム
展示会場でも『DRAGON QUEST』は人気。
冒険者たちが、メタルスライムを倒して入手したという「メタルのかけら」から作り上げたというモデルだけに、宝箱に収まっていても違和感ありません。
会場には特大スライムもやってきていました。『ドラクエ』世代としては、今後の展開も気になるところです。
●サプライズ演出やライブ壁紙が楽しい『Disney Mobile』
2012年冬モデルに引き続いての登場となるディズニーとのコラボモデル。ギャラリーで見るように楽しめるアプリやライブ壁紙がプリインストールされており、100のアートから自由にカスタマイズできる壁紙も用意。よりアート色とカスタム性が高くなっています。この『F-03F』は2013年12月中旬発売予定。
外見も、パール粒子で華やか。いたるところにミッキーのモチーフが散りばめられています。動画視聴しやすい横置きデザインの卓上ホルダーやオリジナルパッケージとなっており、ディズニーファン注目のモデルといえるのではないでしょうか。
『Disney Mobile on docomo F-03F』主な仕様
寸法:高さ 約 134mm×幅 約 67mm×厚さ 約 10.3mm
質量:約 148g
3G連続待受時間(静止時[自動]):未定
LTE連続待受時間(静止時[自動]):未定
GSM連続待受時間(静止時[自動]):未定
連続通話時間(3G/GSM):未定/未定
メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類):約 4.7インチ/横 720ドット×縦 1280ドット・HD/有機EL
バッテリー容量:2600mAh
外部メモリー(最大対応容量) microSD(2GB) microSDHC(32GB) microSDXC(64GB)
外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 1310万/約 1300万)
内側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):裏面照射型CMOS(約 130万/約 120万)
CPU(チップ名/クロック):MSM8974/2.2GHz クアッドコア
OS:Android 4.2
ドコモminiUIMカード:対応
色:White Pink Blue
●『docomo ID』がキャリアの縛りなく利用可能に!
これまで回線認証をベースにサービス展開をしてきたドコモの大きな転換点となりそうなのが、『docomo ID』の本格導入。これまでも利用料金の確認などに使われてきたものが、各種サービスの認証にも拡大することにより、ネットワーク・デバイス・OSに関わらず利用可能になります。これにより、『Xi』や『FOMA』のモバイルネットワークとWiFi、ブロードバンド回線といった種類を問わずに、スマホ・タブレット・PC共通で、さまざまなOSに依存することなくサービスが提供されます。
ドコモでは、最終的に回線契約の有無に関わらずサービスを利用できる「キャリアフリー」を実現させるとのこと。加藤社長は『docomo ID』の登録者数を「近いうちに1000万。いずれ2000万を目指したい」としています。
手始めとして、2013年10月24日からは『spモードメール』の操作性を改良し、クラウド対応になった『ドコモメール』の提供を開始。これによりデバイスに関わらず同一のメールアドレスで使えるようになります。まずはAndroid4.0以上の機種から対応がスタートし、2012年12月にはiPhoneやWEBブラウザにも対応する予定になっています。
●ファッション・トラベル・キッズの新ストアがオープンする『dマーケット』
2013年度上期には取扱高が270億円となり、前年比250%増と成長を続けている『dマーケット』については、前田義晃NTTドコモマーケットビジネス推進部長がプレゼンテーションに登壇。
2013年10月30日にサービス開始予定の『dfashion』では、この日前田部長も着用しているというUNITED ARROWSをはじめ、NATURAL BEAUTY BASICやINEDなどの有名ブランドがECショップに出店。ケータイ払いのほかクレジットカード決済やドコモポイントも利用可能で、「画像の見やすさや商品の選びやすさにこだわった。名前や住所もお客様情報が入っていて簡単に買い物が楽しめる」(前田部長)と胸を張ります。
今後は、放映予定のCMに出演する堀北真希さん・松坂桃李さんのコーディネートをまるごと買えるようになるほか、有名スタイリストのコンテンツも予定しているとのこと。
2013年12月17日にスタート予定の『dトラベル』では、旅行代理店JTBのプランと観光・グルメ情報を提供。「リフレッシュしたい」「アクティブに巡りたい」といった、漠然とした希望からでもおすすめのプランが提案され、そのまま宿予約や周辺スポットを検索することができるとのこと。
また、旅行先でも位置情報に合わせて更新され、地図アプリとの連携によりルート案内にも対応しています。
2013年11月29日にサービス開始予定の『dキッズ』。ご操作の防止や利用時間の制限など、子供にも安心して使えることに配慮したスマート知育サービスとして、ベネッセ・小学館・タカラトミーと連携したコンテンツを月額390円で提供。絵本100冊が読み放題となるほか、AR(拡張現実)を利用した『とびだす☆おえかき』などのスマートフォンやタブレットならではの遊び方も提案。子育て世代には嬉しいサービスとなりそうです。
CMに出演している渡辺謙さん、堀北真希さん、石原さとみさんも駆けつけ、新機種と『dマーケット』などのサービスのアピールした今回の発表会。
ここで紹介したほかにも、約1年ぶりとなるフィーチャーフォンの新機種やジュニア世代向けのモデル、『ARROWS』のタブレットやXi150Mbpsに対応したWiFiルーターなど、あらゆるシーンに対応した多様なラインナップとなっています。
とりわけ、本格的にクラウドに対応した『docomo ID』はスマホやタブレットを数台駆使するユーザーには朗報で、早期のサービス拡充が望みたいところ。
意欲的に拡大を進めている『dマーケット』と『docomo ID』が連携することにより、決済が簡単という最大の強みを活かした展開も期待できそうです。
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