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2012年10月の記事 32件

「ノンフィクション界の巨人」佐野眞一氏の「パクリ疑惑」に迫る(第1回)

橋下徹大阪市長の人となりを描く、ノンフィクション作家佐野眞一氏の大型連載「ハシシタ」が差別表現により第一回目にして打ち切りとなった。「人権問題」「編集権問題」など、様々な「権利の問題」が交錯する中で、クローズアップされるのが佐野眞一氏の「剽窃癖」の問題だ。ガジェット通信特別取材班は、佐野眞一氏の過去から現在までの作品を渉猟し、検証していくことにした。連載第一回目は、猪瀬直樹東京都副都知事がツイッターで指摘した27年前の剽窃事件だ――。【特別取材班より:この連載のすべてのリンクと画像をご覧になりたい方は、ガジェット通信サーバー上の記事をご覧ください。】■「テキヤの口上」「人間のクズ」と悪口雑言のオンパレード佐野眞一氏といえば、大宅壮一ノンフィクション賞(97年『旅する巨人 宮本常一と渋沢敬三』)や講談社ノンフィクション賞(2009年『甘粕正彦 乱心の曠野』)を受賞した「ノンフィクション界の巨人」として知られる。今年初頭に発刊した『あんぽん 孫正義伝』 (小学館)は、ベストセラーとしておおいに話題になった。1947年生まれの佐野氏は現在65歳。ノンフィクション作家として、まさに円熟のときを

「ノンフィクション界の巨人」佐野眞一氏の「パクリ疑惑」に迫る(第1回)

週刊朝日は謝罪すべきではなかったし、連載を続けるべきだった

今回は橘玲さんのブログ『Stairway to Heaven』からご寄稿いただきました。■週刊朝日は謝罪すべきではなかったし、連載を続けるべきだった出版の世界の片隅にいる者として、ノンフィクション作家・佐野眞一氏が『週刊朝日』に書いた「ハシシタ 奴の本性」と、その後の出版社の対応について思うことを述べておきたい。いまから20年ちかく前のことだが、私はその頃小さな出版社に勤めていて、屠場労組の主催する糾弾の場に出たことがある。当時の糾弾というのは、十数社の新聞社・出版社の幹部や編集責任者が一堂に集められ、100人あまりの組合員の前で差別表現を謝罪するというものだった。典型的な差別表現は「士農工商」「屠殺」「屠所に引かれる羊のように」で、こうした言葉を注釈なしに使った出版社は「差別に対する意識が足りない」として謝罪を迫られた。このとき会場を埋め尽くした組合員から、「お前は踏まれた者の痛みを知っているのか!」などと怒号を浴びるのが“糾弾”の由来だ(もっともこうした糾弾は70年代がもっとも激しく、私が参加したときはかなり形骸化していた)。これらがなぜが差別表現になるのか理解できないひともいるだ

もう過労死を出した会社は廃業にしろよ、マジで。

今回は電脳くらげさんのブログ『脱社畜ブログ』からご寄稿いただきました。■もう過労死を出した会社は廃業にしろよ、マジで。ネットを巡回していたら、またもや悲惨なニュースに出会ってしまった。以下に内容を引用する。 女性SE、過酷勤務で死亡…勤務先に賠償命令 情報処理システム会社の福岡事業所に勤務していた福岡市のシステムエンジニアの女性(当時31歳)が急死したのは過酷な労働が原因として、両親が同社合併後にできた「アドバンストラフィックシステムズ」(本社・東京)に対し、慰謝料など計約8200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が11日、福岡地裁であった。 府内覚裁判官は「死亡と会社の業務との間には因果関係がある」として、同社に計約6800万円の支払いを命じた。 判決によると、女性はシステム移行などを担当。2007年2月の時間外労働が約127時間に上った。3月に仕事上のミスなどが原因で自殺未遂をした。約1か月間休養を取った後に復職したが、深夜残業など過酷な勤務が続き、5日後、東京出張中に致死性不整脈で死亡した。福岡中央労基署は09年に労災認定した。 同社側は「亡くなる直前に約1か月の連続休暇を取得して

西尾維新原作・学園中二病アニメ『めだかボックス アブノーマル』レビュー[7/10点]

■秋アニメクロスレビュー『めだかボックス アブノーマル』風紀委員長「雲仙冥利」との戦いに勝利した「黒神めだか」。この戦いによって、箱庭学園は「フラスコ計画」を巡る新たなる戦いの火蓋が切られた。目安箱により、箱庭学園理事長「不知火袴」総帥に呼び出されためだかは、新たな依頼を受ける。雲仙の戦線離脱により、理事長主催のプロジェクトに参加して欲しいとめだかに頼む不知火袴。「私は便宜上、それを「フラスコ計画」と呼んでいます。」『十三組の十三人』を擁する「不知火袴」の野望、それは天才を人工的に作り出すこと―――。『十三組の十三人』の王土により、フラスコ計画の全貌を聞かされためだかは、ある決意をする。「生徒会長権限を発動させるぞ、善吉よ。フラスコ計画を今日中に叩き潰す!!」原作/西尾維新・睦月あきらアニメーション制作/GAINAX監督/佐伯昭志声優/豊崎愛生、小野友樹、加藤英美里ほか10月10日よりスタートテレビ東京系 毎週水曜日 深夜1時35分~公式サイト:http://medakabox.jp/『ガジェット通信』秋アニメクロスレビュー 記事一覧はこちら●総合得点 平均7/10点(レビュアー3名)

映画と一緒なら3倍楽しめる 秋の夜長にオススメのロックスター・ゲームスのタイトル3本

もうすっかり秋になり、映画を楽しむには絶好の季節になってきましたね。アウトロー気質な筆者は恋愛物や推理系の映画にはてんで弱く、洋画系の見ていてスカッとするアクション映画や、スラム街の片隅からはい上がる過程を描いた映画が大好き。ゲームも好きでよく遊ぶのですが、最近は映画を見てから、似たような世界観を持つゲームをプレイすることにハマっています。中でもロックスター・ゲームスが作る数々のゲームはゲーム自体の面白さもさることながら、リアルな裏社会を描いた大人向けな脚本が多いため、映画の世界と非常にマッチします。ロックスターのゲームなら、映画を見るで1倍、ゲームを遊ぶで2倍、世界観に浸れるという妄想で3倍という、通常より3倍もお得な方法で楽しめるのでオススメ。そこで、今回はこの楽しみ方を多くの人に知ってもらおうと、編集部でピックアップした相性抜群な3組のゲーム&映画を紹介させていただきます。是非セットで楽しんでみてください。●『グランド・セフト・オートIV:コンプリート・エディション』&『スカーフェイス』モンスタータイトルとして知られる『グランド・セフト・オート(GTA)』シーリズの第6作目。自由

もはや社会現象!? 『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]/始まりの物語』初日舞台挨拶

10月6日(土)、新宿バルト9にて『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』の初日舞台挨拶が行われた。舞台挨拶には、鹿目まどか役の悠木碧さん、暁美ほむら役の斎藤千和さん、美樹さやか役の喜多村英梨さん、巴マミ役の水橋かおりさん、佐倉杏子役の野中藍さん、キュゥべえ役の加藤英美里さんが登壇した。司会は、劇場版ができたことによって会社の方に勧めやすくなったというニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さん。『魔法少女まどか☆マギカ』は、2011年1月から4月にかけて放送されたテレビアニメ。『ひだまりスケッチ』の作者である蒼樹うめ先生の描くかわいらしいキャラクターと、虚淵玄氏による重厚な世界観で話題を呼んだオリジナルアニメ。既に前後編が公開され大反響を呼んでいる本作であるが、その前編である“始まりの物語”の舞台挨拶をお届けする。●劇場版の感想は?悠木「テレビ版をアフレコしている時は劇場版で演じるとは思ってもいなかったです。私にとって『まどか☆マギカ』は愛しい物語であり、愛しい存在です」。斎藤「『まどか☆マギカ』はみなさんの応援があってこそ少しずつ階段を上がって行けた作品だと思っています。テレビの時からすごい反

『パラノーマル』シリーズを支える謎の人物チャコン氏に直撃「実際超常現象ってあるんですか!?」

驚異的な低予算の製作費ながら、あまりに怖すぎるという口コミで、世界中でヒットした『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ待望の最新作『パラノーマル・アクティビティ4』が、いよいよ11月1日より公開となります。『パラノーマル・アクティビティ』の最大の魅力と言えば、虚構の事件や出来事に基づいて作られるドキュメンタリー風表現手法“モキュメンタリー”の手法が使われたリアリティある表現。ご覧になったことがある方は分かると思うのですが、本当に起きた事件の様に見えるところが面白く、そして怖いのです。なぜ『パラノーマル・アクティビティ』がこんなにリアルで怖いのか。それには、監督、脚本などスタッフ陣と共に作品に関わる謎の人物“X”の存在が。超常現象の科学調査員、クリストファー・チャコン氏はカリフォルニア州で生まれ、現象の科学的研究に取り組む世界唯一の合法的科学調査機関「O.S.I.R」のメンバーとして活動。膨大な知識量と希有な体験を基に様々な出版物、作品に携わっています。『パラノーマル・アクティビティ4』公開を直前に全世界から取材が殺到、多忙のチャコン氏に電話インタビューを実施。怪奇現象にまつわる様々な

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